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だしとみその濃さとその季節性 ゆるーく無添加お味噌汁⑦

習慣にしたい?

寒くなると、味噌汁が美味しい。

夏も毎日お味噌汁を飲んでいたのに、noteに味噌汁の記事を投稿することがなかった。
夏にしか楽しめない味噌汁があるにもかかわらず、なぜだろう?

夏の暑い日々には、どうしても熱を冷ますものを求めてしまう。そのせいか体を温めてくれる味噌汁には、どうも手が伸びない。
それでも、断食後や冷房病になったときは例外で、自分で作った味噌汁が心と体に沁みわたり、有難く感じた。
食べ物を美味しく感じるかどうかは、「空腹は最高の調味料」と言われるように、その人の心とからだの状態にも左右されるものだなぁ、とつくづく思う。

お味噌汁作りを習慣にするには、秋か冬にスタートするのがいい。

習慣化には、寒い間にお味噌汁がないと、なんとなく物足りなく感じるようにしておくのがポイントです。

野菜のちから

冬はその寒さから、人は体が温まる食べ物を求めます。夏に比べて、温かいお味噌汁の登場回数が自然と増えやすい。そこで、なくてはならないものにできたら、しめたもの。

そして、冬には体感する寒さの他にも、お味噌汁を美味しくさせる要因があります。
ずばり、冬野菜が滋味深く、美味しくなっているから。
自分の技量は変わりないのに、料理上手になった気分になるので、作らない手はない。

冬が旬の野菜からは、旨味たっぷりのだしがでる。
特に大根と白菜
シロイウメ流は大根や白菜を長めに煮るのが、ポイントです。夏に同じように作っても、何か物足りないのは、野菜のちからの違いもあるようです。

続けるには

季節が巡って、また夏がやってくる。
夏にもお味噌汁を飲み続けるには、少しのコツがあります。
出汁だしと味噌を濃いめにすること。煮干しや昆布、味噌を増量するといい。
シロイウメ流はえのき茸を入れて、出汁だしに深みを出しているので、そちらも忘れずに。
茶柱が立った姿に似ている、エノキングの愛らしさは見ていてほっこりするので、続けるポイントになれば嬉しく思います。


浮遊するエノキング

また特に暑い日には、お味噌汁を軽く冷やして、もしくはあまり温めずにぬるいまま飲むのもアリです。茗荷や(旬ではないけれど)長ねぎの小口切りを多めに入れると、さっぱり軽く感じるようで、いつの間にか飲み干してしまいます。
この際、料理の基本みたいな一般常識は無視しましょう。

毎日作らないでもいい。飲みたくなったら、ときどき作る。3日に1回も立派な習慣です。
心に負担のない、健康的なゆるーい味噌汁ライフ始めませんか?

わたし個人の暴論かもしれませんが、よかったらお試しください☻

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