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【気ままな読書日記】Audible 池上彰の世界の見方 東南アジア

池上彰先生と世界一周。
ついにアフリカ上陸!のはずだったんだけど、シリーズにアフリカがない。

そんなっ、アフリカ~~(悲)。

しかし、よーく見てみれば東南アジア編がある。
進路変更して、いざ東南アジアへ~。


東南アジアって個性的。
政治も言語も宗教もバリエーションがとっても豊富。オリジナリティ醸してて、なんてゆーか、多様性!!ってかんじする。

あ、でもこれ『=全部いい意味』ってことではありません。
ゾッとする話もいっぱいあった。ポル・ポト政権の話とか。

「メガネをかけている人間は全員インテリだ、よしメガネを殺そう!」みたいなの。

オマエ正気かっ!?と思いましたが、ポル・ポトの推しは毛様。 
あの大虐殺は文化大革命のカンボジアバージョンだったのね・・・。ああ。


沢田 教一(さわだ きょういち、戸籍上の表記は澤田 教一[1]1936年昭和11年〉2月22日 - 1970年〈昭和45年〉10月28日)は、日本報道写真家ベトナム戦争を撮影した『安全への逃避』でハーグ第9回世界報道写真大賞、アメリカ海外記者クラブ賞、ピューリッツァー賞を受賞した。位階は従五位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スゴイ写真は世界を動かす。

ベトナム戦争にはそれまでの戦争にはなかった大きな変化がありました。世界中の報道記者が最前線に同行し、自由に戦況を取材することができたのです。

戦地からの報道によってアメリカ国内では反戦運動が激化。報道が戦争を終わらせる力になったそーです。


最後にこちら。

地域や国の概念というものは、外部との関係があってはじめて人々の中に生まれてくるのだ

本文より

権力者による都合のいい情報操作は国民の概念を歪ませる。
不幸にしてそういう国々に住む人たちは、どういう方法によれば外の世界を知ることができるのでしょう。
そういえばちょっと前に金賢姫さんの番組を観た。ご本人が出てらしたけど有り得んくらいに不幸で、かわいそうだったなあ・・・。


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