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【気ままな読書日記】KGBスパイ式記憶術 / 記憶力に限界のない男

ソロモン・ヴェニアミノヴィチ・シェレシェフスキー (Соломон Вениаминович Шерешевский、Solomon Veniaminovich Shereshevskii、1892年1958年5月1日) は、完璧な記憶力の持ち主として「記憶術師シィー」の名で有名になったトルジョーク出身のユダヤ人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

記憶の天才として知られる。
ノートやメモなどを取らずに一語一句正確に記憶することができ、またいつでもそれを思い出すことができた。
シェレシェフスキー自身が、音に味覚や色や線・飛沫のような単純な形を感じたり、文字・数字に色や明暗・質感・形などを感じたりすると語っている。
よって、その特異な能力は、五感すべてが連結された極度の共感覚の持ち主だった故、すべての事象を視覚像化するなどして印象を強めていた(像的・共感覚的思考)ことに起因するとされている。
シェレシェフスキーの使った記憶法は、まず、自分の生まれ育った村、もしくは自分の住んでいる家の周囲などの状況をイメージし、そのイメージした街のいたるところに、短い単語が作り出す共感覚的イメージを視覚的に貼り付けることによって記憶を定着させるものである。想起の段階ではその道をもう一度歩き、視覚的イメージを読み取ることによって記憶を思い出していた。これは記憶術でいうところのローマン・ルーム法(場所法)に酷似しているが、彼はこの方法を独力で開発し、体得していた。

Wikipediaって便利!!

彼の共感覚について、本文のほうでは「結びついていたのは嗅覚以外の4つの感覚」となっている。Wikipediaの解説とは少し違っているのだが、4つでも5つでも凄いことに変わりなし。

こういうの読むとついつい「自分にもマネできないか!?」って妄想しちゃいますが、まームリです。
試しに、数字に視覚的なイメージを与えてみるも、余計な負担が増す気がしてかえって疲れる。仮にコレができたとしても、次のステップが輪をかけて難しい。街の風景を思い浮かべて、そこに共感覚的イメージを視覚的に貼り付ける・・・・とは?? 

世界にはびっくりするような超人がいる。


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