「運動したいけど、運動すると頭痛が出るから怖い」そんな時は肩を下げる


「普段から頭痛は少しあるんですけど、自転車とか、ランニングした後に頭痛が酷くなるんです…。」

こちらの不安を抱えていた方は、運動時も含め、日常生活から”肩が上がる”カラダの使い方をしていました。

”肩が上がる”とは

肩を構成する鎖骨、肩甲骨、上腕の骨が、頭、首に近づく動作です。”肩を上げる” ”肩をすくめる” ”肩に力を入れる”などと表現される動きですね。

日常的に肩が上がっていると…

”肩を上げる”動作では、首から肩甲骨に繋がる僧帽筋、肩甲挙筋、首から鎖骨に繋がる斜角筋などを収縮しています。”肩を上げる”動作が続くと、これらの筋肉が使われ続け、疲労し、硬くなっていきます。

首から肩に繋がる筋肉が硬くなることで、血液の流れが妨げられます。血管は血液が流れることでストレッチされ、柔軟性が保たれます。血流が悪くなると、血管の柔軟性が失われることがあります。

柔軟性の失われた血管では…

ランニングや自転車など心拍数が高まるような運動することで血流量は増加します。血流量の増加は、柔軟性を失った血管にかかる圧を高めます。この状態が頭、首などが起こることで、運動により頭痛が引き起こされる可能性があります。

まずは肩を下げること

この悩みを持った方がまず練習したことは、”肩を下げる”です。普段の生活から”肩を下げる”を意識して頂きました。

”軽く肩を上げてから、ゆっくりと下げて10秒キープ”

走っている時に肩を下げるように。
自転車に乗っている時に肩を下げるように。
パソコンをしている時に肩を下げるように。
パソコンをしている時のカラダの使い方はこちら↓↓↓
【簡単解説】疲れない首肩の使い方 デスクワーク編

凄く単純な動作の繰り返しですが、当初、自転車に30分乗っていると出ていた頭痛が、20kmに距離を伸ばしても出なかったそうです。

カラダの使い方を変えると、カラダにかかる負荷が変わる一例ですね^^

ランニング、自転車や運動中に頭痛になる方は”肩を下げる”を試してみて下さい!
肩が下がらない場合、要治療です。


更に疲れない使い方について学びたい方はこちら↓↓

実践している疲れない姿勢が正しいか確認したい場合はこちら↓↓

環境を整えることで疲れないカラダの使い方は実践しやすくなります。
椅子、机、モニターの高さは大丈夫でしょうか?

初めからスッと出来る人はなかなかいません。
「姿勢は崩れてもOK!!気づけたら直せば合格!」くらいに捉えて実践してください。
1日の疲れ方が変わってくるのを少しずつ実感出来るはずです。


"肩を下げる”使い方を身につけて
頭痛から縁遠い一日を送りましょう~^0^


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