見出し画像

犬猫が終末期に食事を食べることとは

ぼくら飼主は、共に暮らす動物が旅立つその日まで


食事を食べて元気で過ごして、ピンピンコロリを願ってる。


動物は、それは急死以外では難しくて老衰や慢性疾患の末期、がんなどの終末期では


食欲が落ちて食べなくなって、痩せていって、徐々に弱っていく。

  

ぼくら飼主は、「食べないと弱っちゃう」「死んじゃう」って思って


動物に強制給仕と言うやり方で食べさせようとする。


終末期の弱った体にどこまでムリをさせるか?


終末期は、運動量も減って筋肉が落ちた時には、必要なエネルギー量も減っているので


もしかしたら、そこまで食事量は必要ないかもしれないし


食べ物を食べると消化して、分解、吸収するには、かなりのエネルギーが必要になるから


食べると言うことは体力が必要なのさ。


終末期になって、食べて消化、分解、吸収するエネルギーが不足してると


食べることで命を削って消化、分解、吸収してることもあって


食べない方が元気だったり、生きてる時間が伸びることがあるんよ。


それは治療も同じで薬を飲めば、薬を分解して吸収するためには


エネルギーを使って消耗して、元気がなくなったりするから


終末期には薬を飲まない方がエネルギーが消耗されずに元気になったりする。

  

ぼくら飼主は、動物が終末期になって食べなくなると食べてほしいし


食べないと弱っていくのが、心配になるから食べさせたり


内服を飲ませないと病気が進行して悪くなるから薬を飲ませたりしたくなるけど


食べたり、内服を飲んだりするのは


消化器臓器を使うから体力やエネルギーを使って大変だったりする。


もちろん、回復の見込みがある時は、積極的に食べさせたり、薬を飲ませたりはする。


回復の見込みがない終末期は動物の状態を優先する。


その子に合わせたケアが必要で終末期に食べない時は、ムリに食べさせたり、内服を飲ませない方が


体力やエネルギーが消耗されずに調子がいいかもよ。


終末期は動物の意思に任せることが重要になるよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?