生きている、ということ
先週の天気の悪さから一転して、とても春らしい陽気となった週末。
外に出て、春特有の憂いを帯びた匂いを肺いっぱいに吸い込む。
ああ、今日も生きている。
仕事内容の変化があって、一週間たった。
これまでも、他の人たちより少しだけ死に近い場所で仕事をしていたけれど、より近くに死の存在を感じるようになった。
人は生まれた瞬間から、死に向かって生きていく。
巡る季節。同じ季節に再び会えることは、奇跡に近いことなのだろう。
厳しい冬を乗り越えて、力強く芽吹く生命たち。
彼らの眩しさに目を細める。
今日も生きている奇跡に感謝を。
さて、明日からまた頑張ろう。
ご覧いただきありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしています。 緑川