見出し画像

8月9日(金)入院の終わり

高安動脈炎の治療入院もいよいよ大詰め。入院生活は今日を含めて残り2日となた。

本当にゆっくりした生活を送ったなぁ...


今の気持ちはこんな感じ。4時くらいに目を覚まし、ベッドの上で映画を見たり本を読み、スマホをいじり、パソコンに向かう日々。そして日付が変わる前に寝る。初めての生活だった。


今回の入院生活で一番考えたことは過去のことだった。

自分は今でもとある人の影を思い出してしまう。それに関しては別の日記に書いた。
あの人にとってはただの1人に過ぎないけど。

考えたきっかけは「電影少女-Video Girl MAI 2019-」を見直したことだ。

過去を見ること、向き合うこと。

自分の中ではどうしてもこれらは逃げの一手だった。
今何を考えても全ては無駄。もう違う人生軸にいるし、今の自分には大好きな人もいる。それは相手も同じだ。
だからなおさら意味がない。時間の無駄。でも過去を見てしまうほど自分は弱い。

となっていた自分を「電影少女-Video Girl MAI 2019-」の最終回がぶちのめしてくれた。


過去を思い出すのは逃げじゃない。
自分が強くなるために思い出すんだ。


本編の放送は毎週見ていたけどその時は今以上に刺さらなかった。
何で今になって刺さるのかは謎だが、思考をめぐらす余裕が今回の入院でできたからだろうと思う。

入院中にNoteをいくつか書けたのが余裕のあった証拠だ。今までは文字にすることすら億劫だった。自分のこの気持ちを。過去に対する姿勢を。あの人に対する思いを。

けどそれももう終わり。今日と明日で終わり。


退院したら自分は故郷に帰省する。あの人と過ごしたあの土地に。1週間程度のいつもの帰省。それが終わればまた新宿に戻り日常を過ごす。
だけど今回の帰省はいつもと違っていく気がする。なんとなく、自分の中でそう感じる。


あの人に、あの日々に、あの頃の自分に、さよならを、3年かかったけど、ようやく言えそうな帰省になる気がする。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?