お陰様でインフルエンザによる重篤な症状は消え失せたものの、まだ頭に霞が残っていたり、疲弊しやすかったりします。2kgも体重落ちてBMI21.1という数値をたたき出したのは、ここ四半世紀で一番体重が軽い可能性があります。

さて、こんな感じで調子が万全ではないとき、少しずつ生活の歯車が外れがちです。

今日も今日とて、なかなか思い描いたようにはうまくいかないことだらけでした。頭の中に霞がかかったままで、物事も名前もなかなか思い出すことができないときもあります。ものすごく簡単なことなのに。小学生で習った漢字が思い出せずに書けないときもあります。こういったことが、数時間に一度くらいあるかないか。

こんなちょっとしたことでも積み重なるとストレスです。ストレス負荷が高まると自暴自棄になりがちで、積み残されているくだらないタスクとか、なんで俺がそんなこと気にしないといけないんや、みたいなことで心を悪い色へと埋めていきます。不快です。不愉快です

瞑想することで、すべてを忘れてしまって先延ばしすることはできます。

延ばすとした場合、いつまで延ばすかが重要です。それが一番大事。
でもこんな時に限って簡単に解決できない課題があるんです。でも、それよりも先に終わらせないといけない更に重い課題もあるんです。まずそれが終わらないと、安心して心残りの課題に手を付けられないんです。

こういった心にわだかまりを作ってしまうようなタスクが、頭の中に複数存在している状態がホントに良くない。この状態を作り上げてしまった自分にも問題はありますが、これは複数の役割を持っている人間の性でもあります。複数のまったく方向の異なる仕事を持ったとき、優先度の指標がそもそもベクトル違いなので、考え違いを起こしやすいのです。どちらが優先度が高いのかよく分からなくなってしまうんです。

わたしの失敗は、本業と副業とPTA業とを、異なるベクトルに配置して考えてしまったこと。優先度の比較ができない状況にして、どれも今やらなきゃいけないという状況を生み出してしまっていたんです。その結果、どれも今すぐに実施できない。

まずはこれらの優先度を明確にしてから、どのような順番で何を実行していくか。そして後に回した仕事は忘れないように記録されていて、いつ実行するかを決めてスケジュールに入れておけばいい。それだけなんです。そうすれば心は晴れていきます。

人はいつも同じ役割を持っているわけではなく、同じように心にタスクを抱えながら、悩み苦しんで仕事をしたりしてしまいます。頭の中でぐるぐるしてしまっては、いつまでも心残りになって、心を埋め尽くしてしまいます。

そうなる前に、頭の中のやるべきことは全てダンプアウトして、すっからかんにしてから寝ましょう。良い夢を。