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私が「書思」を広めたい理由

 今回は、これを書きます。けれどその前に、「書思ってなに?」という方のために前記事を掲載します。是非、参考にしてみてください。

理由は、「人生が豊かになる」から。

 書思を続ければ人生は豊かになる、私はそう信じています。だからこうして、多くの人の目に触れる場に記事を投稿しています。皆さんがより豊かな人生を歩むことができる、その一助になりたいから。また、自分が誰かの力になれる人でありたいから。

 ところで、私が「書思を続ければ人生は豊かになる」と考えるその根拠、二つあります。

根拠① 「自己理解が深まる」

 書思をすることで自己理解が深まります。自己理解が深まれば、人生が豊かになります。このことをわかりやすく説明するために、具体例を挙げます。

 友人と映画の話をしていたとき「好きな映画は何?」と聞いたことがあります。友人は「ハリーポッター」と答えました。「ハリーポッターのどういうところが好きなの?」私は聞きました。「うーん・・・。」友人は黙りました。友人は、自分が好きだと思ってるものに対して、どこに魅力を感じているのか、自分で認識できていないのです(それの良し悪し関係なく)。「あの魔法界という世界観が好きだから!」とか「エマワトソンが好きすぎて!」とか、「カメラワークが最高なんだ!」とか好きになる理由は映画の中に散りばめられているはずなんです。

 そもそも自己理解を深める必要があるのかという疑問を持つ方もあるかもしれません。もちろん「あります」。なぜなら、自己理解が深まれば、自分の発言・行動を、心の底から自信を持って、納得感を持って、自己決定感を持って、行うことができるからです。そしてそれは、人生を豊かに生きる上で必須の条件だからです。

 自分が何を考えているのか、自分の身の回りで何が起こり、それに対してどういう思いを持っているのか、全てを紙に書き出していると、意外と頭の中のモヤモヤがなくなったりします。それでも時々、辛いことを目の前にして「やっぱり辛い」となることもあります。けれどその時間は決して無駄にならない。問題を直視したくない時もある、現実逃避をしたくなる時もある、けれども、どこかでしっかり向き合う時間を取らなければ、次のステップには進めない。そう思います。

 辛い時は辛いと書き、何が辛いのか考え、それを書き、絞り出した原因を解決するために何をするのが効果的が考え、またそれを書く。書きながら考え、考えながら書く。ただひたすらにこれをする。そうしていくうちに、何が問題なのか分かったり、その解決策が見えてきたりします。幸せな時も同じです。自分がどういう時に幸せを感じ、その出来事はなぜ起こったのか、自分の幸せのツボを見つけるために、文字化することで自問自答していく。すると段々掴めてきて、自分にとって大切なこと、大事にしたいことがわかってくる。

 人生は自己理解で左右される、大袈裟かも知れませんが、時折そう思います。

根拠② 「一人で出来る」

 当然なことを敢えて言いますが、自分は他人ではありません。何を言いたいかというと、「他人には分からないこと/自分にしか分からないこと」ってこの世に存在するんです。それは、自分一人しか発見できない。だから、一人で出来ることって、つい後回しにしがちだけど、しっかり時間を取る必要があると思います。

 一人で出来ることの代表格として「読書」を挙げます。書思と読書との間にはコインにおける表と裏のような関係性があります。全く異なる特徴を持つにも関わらず、同じような効果をもたらしてくれるということです。また、異なる過程を経ながらも同じ効果を発揮してくれる、とも言えるでしょう。(※娯楽的な意味における読書は除く)

共通点:条件、効果、目的

場所を選ばず、一人で出来る。「内省効果」を持ち、自己認識の助けとなる。

相違点:特徴、手段

読書は「他者との対話、入力行為」、書思は「自己との対話、出力行為」である。

 一言でいえば「心奥深くにいる自分と向き合うために、他人と対話するのか、自己と対話するのか」ということなのです。

 読書はたくさんするけれども、ふとした時に自分のことがわからなくなる。一方で、自分の考えはどうだろうと紙に書き出すことはあるけれども、中々結論まで辿り着かない。そういうことあると思います。そういう時に、「読書」と「書思」を使い分けることが出来れば、自分のアタマを上手く整理できます。

 「一人の時間をいかに使うか」が、根拠①の「自己理解を深める」ことにおいて重要なポイントになります。

まとめ

 まとめると、大前提として、私が誰かの役に立ちたい、一人でも多くの人を幸せに出来る人間でありたい、から。

 また、私が書思を広めたいのは、書思が人生をより豊かにしてくれると信じているから。

 そして、そう言える根拠は、私の実体験から、書思をすることで自己理解が深まり、人生に対する自己決定感をしっかり持って、毎日を過ごすことが出来るから。

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 以上です。最後まで読んでいただき有難うございます。

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