つい「~べき」と白か黒で考えてしまう人でも、グレーな考え方ができるようになる方法
皆さんは、つい「~べき」と考えてしまうことはありますか?
「こうあるべき」
「○○すべき」
「○○なら○○べき」etc.
つい考えてしまいますよね。
私も考えてしまうことがあります。
「○○な時は、お礼を言うべき」
「初対面の人には、敬語を使うべき(ケースバイケースではありますが)」
「親しい間柄であっても、ある程度の礼節はわきまえるべき」etc.
もっと考えれば、もっとあるかと思います(笑)
この「~べき」、いわゆる白黒思考ですが、別にそのように考えることが問題なのではありません。
「~べき」と考えてしまうことで、いつも生きづらさを感じている、他人を許すことができない、自分を許すことができない、そういうことが問題なのです。
なので、別に大きな問題がないようでしたら、そのままでOKです。
この記事もここで閉じてください。
しかし、そうではないのなら、生きづらさを感じているのなら、最後までお付き合いいただければ幸いです。
「~べき」と考えてしまう、白か黒で考えてしまう、そんな人でもグレーな考え方ができるようになる “あるものの見方” があります。
ぜひ参考にしてください。
さて、今回は心理テクニックというほどのものではありません。
専門的な心理テクニックが学びたい方は、こちらをどうぞ。
ワークシート付きで、「~べき」と考えてしまう方にも、応用が利く知識やテクニックが満載です。
実践していただければ、無理なく白黒思考が楽になっていくはずですよ。
では話を戻します。
「~べき」と考えてしまう、白か黒で考えてしまう、そんな人でもグレーな考え方ができるようになる “あるものの見方” があります。
それは・・・
「車の運転」
車の運転をしている人で、今まで “一度も” “たったの一度も” ルールを犯したことがないという人は、まずいないはず。
私は今日も出勤途中で、スマホを耳に当てて電話をしている人を見ました。
(Bluetooth繋ぎなさいよと思いますが)
かくいう私も、一方通行の道に間違って入ってしまったこともあれば、速度超過もあるし、信号が青に変わっていないのになぜかぼーっとしていて、進んでしまったこともあります(横から来なくて本当に良かった・・・)
皆さんにもあるはず。
大なり小なり、道路交通法を犯してしまったことが。
これを自信をもって「ない!!」と言える人は、相当すごいです。
(にわかには信じがたいですが・・・笑)
そう、私たちは間違いなくグレーな中で生かされています。
車の運転が本当に良い例です。
周りの流れに合わせて走っていれば、少々の速度超過は許されることがあります。
これをグレーと言わずして何と呼ぶのか。
「道路交通法を完全に順守せよ」
「少しでも違反したらすぐ捕まえる」
これだと、運転免許を持つ大半の人は、冗談抜きでほとんどの人が捕まっています。
“グレーな中で” 運転させてもらっているわけです。
「グレーな考え方ができない」
「曖昧さを受け入れることができない」
そんな方は、灯台下暗し。
そもそも既にグレーな中にいることを思い出してみてください。
「私運転免許証持ってないんです・・・」
そんな方は、自転車の運転を思い出してみてください。
イヤホンをして運転したことない?
傘さし運転したことない?
自転車を降りて、手で押さなければならない場所で乗ったことない?
逆走したことない?
むやみやたらにベルを鳴らしたことない?
・・・
・・・
・・・
グレーではないでしょうか。
「~べき」で考えてしまう。
白か黒で考えてしまう。
そんな方は、車の運転や自転車の運転を思い出してみてください。
もう既にグレーな中に生きています。
たとえあなたが認められないとしても、もう既にグレーな中に “生かされている” ことは、忘れてはならないはずです。
ぜひ曖昧さを受け入れられない人は、思い出してみてくださいね。
曖昧さのおかげで、見逃されていることがあるということを。
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