哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア

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ノート

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その1

謎その1 どうして日常はつらいのか? ほら、またネチネチ言ってる。よくもまあ飽きもせず、毎日ああやって不機嫌をまわりにまきちらせるもんだ。家に...

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その2

謎その2 〈どれでもないバス〉って、どんなバス? 今日は日曜日。予定は何もない。 僕は公園に行って散歩でもしようかと、家からバス停へとやってき...

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その3

謎その3 物語るのは誰の声? さて、今起きたことを、バスの中から見てみましょう。 一台のバスが走っています。一台のバスですが、どのバスでもあり...

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その4

謎その4 光る尾を引く鞠とは何? バスに乗ると、乗客はほかに誰もいなかった。 石戸さんと僕は、バスの前のほうに二人ならんで座った。 石戸さんが...

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その5

謎その5 過去にさかのぼって仕返しはできる? バスの行く道には、大きな街路樹が多い。車内に差しこむ木漏れ日が、きらきらと流れていく。 石戸さん...

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その6

謎その6 何もかもが小さく見えたら、どんな感じ? やがて、バスは終点に到着した。 僕は窓の外を見た。 「石戸さん、ここで降りるの?」 「そう、...

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その7

謎その7 遠くの物ほど小さく見えるのはなぜ? しばらく歩いていると、広場のようなところへ出た。 広場に面して、いろんな建物がある。とんがり屋根...

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その8

謎その8 オリオンの背中、どうすれば見られる? 医者は、穏やかな声で、話を聞かせてくれた。 「さきほども言いましたが、この街は、夜空がすぐ近く...

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その9

謎その9 宇宙の外にはどうすれば行ける? 医者はコンロで沸かしたお湯で、石戸さんと僕に紅茶をいれてくれた。木のサイドテーブルを僕たちの前に動か...

哲学ファンタジー あなたと私のコンメディア 謎その10

謎その10 〈宇宙の真珠〉があるとしたら、それは何? 病院へ戻ると、ドアには「休診中」という札がかかっていた。 呼び鈴を押しても、誰も出てこない...