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ちょうどいい食卓生活 その1「ちょうどいい定番料理Vol.01」

僕は『ちょうどいい』という言葉が好きです。
「この料理はちょうどいい味つけで美味しい!」って最高の褒め言葉だと思います^^

ちょうどいいって人それぞれ価値観が違ってくるのも面白いところで、みんながちょうどいいって思ってくれることもあったりと曖昧さがあるところも愛着があるところです。

料理の仕事をしていると、ちょうどいい加減を見つけるということを大事にしています。

定番の肉じゃが

料理ほどちょうどいい加減の許容範囲が大きいほど定番料理になる

上のは料理を作ったことがある方は一度は作っていることが多い肉じゃがです。
なぜこれが定番料理ということでよく作るのか?ということを掘り下げていきます。

1.食材が手に入りやすい
2.簡単な味付けで調味料も手に入りやすい
3.肉の変更も可能
4.冷えても美味しい
5.給食にも居酒屋にもある
6.微妙な食材の違いで我が家の料理になりやすい
7.季節を問わずに手に入る食材

などのことが考察できます。
ちょうど肉じゃが食べたいけど、スーパーに行けば全部そろうから作れる!
これが定番になり得る大きな要因だと思います。

ちょうどいい加減さが肉じゃがには備わっています。
子供の頃に食べる給食。給食のメニューになるものは定番料理が多い傾向があります。
給食は食材費がとてつもなくおさえて作られているのはご存知でしょうか?
そのために、通年手に入る食材でリーズナブルなものほど好まれて作られるということです。

定番料理の裏側には原価計算のようなリアルな一面も多く関わってきています。
それが全てではありませんが、定番料理を考察すると面白いことが出てきそうな気がします。

少しずつですが、ちょうどいい定番料理を考察していきますので、
よろしくお願いします!


プロフィール

徳島県出身、大阪在住
普段は料理研究家、Nadiaアーティスト、飲食店運営・料理監修・料理人、サウナ健康アドバイザー、料理写真フォトグラファー、企業のレシピ開発、レシピ提案、adobeソフトの講師(専門学校で年2回)、動画配信、料理イベント企画等おこなっています。

前職がグラフィックデザイナーということもあり、デザインの仕事も現在不定期でもおこなっています。料理もデザインも作ることは同じことだと思っておこなっています。

どんな料理を作っているのか?どんな料理写真を撮っているのかは、Nadiaレシピサイトにてご覧ください。


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