カトウ【著者・講演家・幸福学研究家】

【著者・講演家・幸福学研究家】 英語を独学で習得→幸福度一位のフィジーへ→複数の本を出…

カトウ【著者・講演家・幸福学研究家】

【著者・講演家・幸福学研究家】 英語を独学で習得→幸福度一位のフィジーへ→複数の本を出版📘 本・SNSなどで発信中! →本:https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B084Z81P1D

最近の記事

【テレパシーが実現する!?】イーロン・マスクのニューラリンク(脳科学とテクノロジー)

※今回の記事は、動画にもしています!以下より、ご覧いただけます! テクノロジーについてのビッグニュースがまたも出てきました。 イーロン・マスクのニューラリンクがいよいよ人間の脳にチップを埋め込んだと発表したのです。 私たちは、このニュースをどう捉えればいいのでしょうか? 今回の動画を通して、「何となく怖い」といった漠然とした不安や、「突然イーロン・マスクが暴走した」という誤解を解消するとともに、この技術のメリットもデメリットも紹介します。 今回の投稿の内容は次の通り

    • 【自己紹介】後半―うつ病に苦しんだ僕が伝えたいこと

      ※本動画はYoutubeにもアップしています。重たい内容もありますが、強い想いで伝えたいこともあるので、ぜひ見てみてください。動画はこちらから。  前半で書いた通り、僕はこれまで、英語学習にのめりこんで話せるようになったり、猛勉強の末に旧帝大に合格したり、幸福度1位の国に渡航したり、本を出版したりしました。  出版した本のテーマは「幸福」です。そして、これからもそれをテーマに一生発信したいとも考えています。  それでは、なぜ、自分が幸福について発信したいのか。わざわざ本

      • 【自己紹介】前半―英語独学から出版まで

        みなさん、こんにちは。 本の著者、講演家であり、そして鬱病経験者である、加藤将馬といいます。この記事の前半では、自分の経歴・自己紹介をメインに、後半では、とにかく苦しいうつ病を経たうえで、何を伝えたいのかを書きます。 ※Youtube動画は以下より! 小中学生のころ 僕は小中学生の頃は、ゲームがとにかく好きで、特に中学生のころには、毎日、一日中ゲームばかりやるようになっていました。ほんとうに異様なくらいはまっていて、将来はゲーム関連の仕事に就くとまで本気で考えていました

        • いまこそコロナのパンデミックを振り返る

          はじめに新型コロナウイルスが武漢で発見されたのは2019年。 そして楽観的な見方を覆した2020年以降、世界はパンデミックに見舞われました。 2023年が終わろうとしている今、私たちは、このパンデミックをどう見るべきなのでしょうか? そんな大きな問いについて、被害、フェイクニュース、世界の対応、歴史といった広い観点から、できる限りわかりやすくまとめてみました! 新型コロナウイルスの被害について被害の推定 新型コロナウイルスのパンデミックは、2019年末に中国の武漢で発生し

        【テレパシーが実現する!?】イーロン・マスクのニューラリンク(脳科学とテクノロジー)

          世界一幸福度の高い国の特徴

          みなさん、こんにちは。 前回の投稿では、幸福度の高い地域として、北欧と中南米諸国があるとお伝えしました。 それでは、それらの国々の特徴は何なのでしょう? もっと言えば、どのような社会が人を幸せにするのでしょうか? 要約 今回の記事では、2つの研究論文を基に、北欧諸国と中南米地域の幸福度について説明します。 これらの地域は、大きく異なることがいくつもありますが、その背景には共通事項もあります。 この投稿を通じて、幸福度に影響を与える要因としての「経済力などの外的側面」に加え

          世界の幸福度ランキング:北欧 vs. 中南米

          はじめに前回の投稿では、日本が身体的に安全だけれど、精神的に危険な国であることを説明しました。 この観点は、非常に重要だと私は思っています。 それでは、幸福度が高い国に共通することはあるのか? そんなことを、幸福学関連の論文等を基に考察しようと思います。 前回のまとめ日本は身体的には非常に平和であり、2019年における殺人による死亡率は世界で3番目に低い0.05%でした。 しかし、精神的には非常に危険な国です。 日本は、残念ながら年間約2万人が自殺し、世界の自殺率

          世界の幸福度ランキング:北欧 vs. 中南米

          日本は本当に平和な国なのか?

          かなり久しぶりの投稿です。 今回は、僕が長らく考えてきたテーマの1つである、精神的非平和状態について述べたいと思います。 要約 ①日本は、身体的にはかなり平和である【参考】 ②しかし、精神的には、平和であるとは言えない【参考】 ③解決は難しそうだが、ヒントはある【参考1・参考2】 ロシアのウクライナ侵攻から約1年が経過しています。泥沼化して長期間続く戦争になるということは当初誰が予想できたでしょうか【参考】。 そうした様子を見て、「ロシアは危険だが、日本は平和だ」という

          日本は本当に平和な国なのか?

          なぜ人々はフェイクニュース・陰謀論に騙されるのか

          新型コロナウイルスが蔓延し始めると、どこからともなく、「裏で政府やビルゲイツが悪だくみしている」との噂が出てきた。 ワクチンは、日本政府の人口削減政策だと信じ込んでいる人もいる。 ロシアの侵攻も裏があるとか、安倍元首相の銃撃が自作自演だと噂する人がいる。 こうした陰謀論を信じ込む人は言います。 「どうして嘘だと言い切れるんだ。裏で何かが行われていたら、表に話は出てこないし、メディアも専門家も買収されているかもしれないだろ」 たしかに、もっともらしく聞こえるかもしれませ

          なぜ人々はフェイクニュース・陰謀論に騙されるのか

          疫病、戦争、暗殺… 世界は暗黒に向かっているのか?

          大きな悲劇に見舞われて新型コロナウイルスが世界的なパンデミックになってから2年ほど。 ロシアのウクライナ侵攻から5か月近くで、安倍元首相が暗殺されたのは2日前のことです。 2019年末に中国の武漢で確認された、通称新型コロナウイルス(Covid-19)は、世界中の人々の生活を変えました。 何百万もの命を奪ったのに加えて、国同士の行き来はおろか、通勤や、商業施設への出入りすら阻むこととなったのです。 2022年2月末には、あらゆる人々の推測を裏切り、ロシアはウクライナへ侵攻

          疫病、戦争、暗殺… 世界は暗黒に向かっているのか?

          「お金」を知ると、世界の見る目が変わる

          前回に引き続き、「お金」をテーマにお話をします。 前回の投稿では、そもそも、なぜ、どのように人間がお金を生み出して、発展させてきたのかを解説しました。 (そういえば、「お金」ってなんだっけ…?―お金の誕生から会社、税金までをシンプルに解説!―|加藤将馬|note) そこで、今回は、身の回りから、通貨と経済について考えてみます。 スーパーのすごさ 前回の投稿でも少し触れた通り、かつての市場ですら画期的でしたが、現代のスーパーはそれをはるかに凌駕します。 たとえば、空腹

          「お金」を知ると、世界の見る目が変わる

          そういえば、「お金」ってなんだっけ…?―お金の誕生から会社、税金までをシンプルに解説!―

          私たちが毎日触れて、稼いで、使う「お金」 けれど、よく考えてみると、そんなに大事なお金について考えてこなかった… そんな人は多いかと思います。そんな人に向けて、「そもそも」から、シンプルに説明していきます! ・そもそも「お金」とは? ・銀行って何? ・株、保険、税金ってなんで必要? ・そもそも「お金」とは? お金が誕生する前。 人々は、何かを手に入れるには、2つの手段しかありませんでした。 1つは、「自分で探す」 木材が必要なら、森に行って切り倒す。 肉が必要なら、ウ

          そういえば、「お金」ってなんだっけ…?―お金の誕生から会社、税金までをシンプルに解説!―

          なぜ人はフェイクニュースや陰謀論に騙されるのか?

          フェイクニュースや陰謀論は今に始まった話ではありません。むしろ、歴史上、ずっと私たちと共にあったはずです。 フェイクニュースや陰謀論といった、「嘘」に人が騙される理由はいくつかあり、そして、誤解もあります。そこで、今回は以下の2つについて説明します。 ①「人間にとって、複雑な事実よりも、わかりやすい物語のほうが理解しやすい」 ②「フェイクニュースを広める人の多くは、善意でやっている」 ①「人間にとって、複雑な事実よりも、わかりやすい物語のほうが理解しやすい」  多くの

          なぜ人はフェイクニュースや陰謀論に騙されるのか?

          【人は死ぬとどうなるのか?】科学的に考える死後

          今回は、「人は死ぬとどうなるか」という疑問について解説します。 ※死について敏感な方は読まない方がいいかもしれません... まとめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ①死んでも何も起きないというのが結論 私たちは、自分たち人間を特別視しやすいが、空気やスマホと同じく、素粒子の集合体に過ぎないのが現実。死んでも何も神秘的なことは起き得ない。 ②天国とは何だったのか? では、なぜ世界中の人たちが天国や生まれ変わりといった概念を共有しているのか? それは

          【人は死ぬとどうなるのか?】科学的に考える死後

          なぜ都市伝説やオカルトを信じることが危ないのか

          私は都市伝説やオカルトがわりと好きな方だと思いますが、かといってその内容を信じているわけではありません。 あくまでも小説を楽しむのと同じような感覚です。 一方、世間に目を向ければ、都市伝説やオカルトには細心の注意が必要だと痛感することが度々あります。 では、なぜ、それらが危険だと考えているのか? 今回はそんなお話をしようと思います。 まとめーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ①想像を「楽しむこと」と「信じること」を区別する 想像を楽しむことには全

          なぜ都市伝説やオカルトを信じることが危ないのか

          正しい議論の方法とは?【私たちはよく間違える!】

          私は今までに、数こそ多くはないのですが、有名大学の学生から出版コンサルタントやインフルエンサーとして活躍している人までと、話をする機会がありました。 そこで実感したことは、「正しく議論できる人は非常に限られている」ということでした。 むしろ、どれほど社会的に成功している人であっても、以下のようなスタンスであることがとても多かったです。 ・相手を否定して、マウントを取ることが目的になっている ・自分の意見が否定されると感情的になる ・何でも肯定しないといけないと思って

          正しい議論の方法とは?【私たちはよく間違える!】

          ゼロリスクは存在しない【新型コロナウイルスの事例と共に説明】

          今に限った話ではありませんが、多くの人が無意識に「世の中にはリスクの無い解決方法がある」と思い込んでしまっていることがあります。 しかし、現実世界にゼロリスクはなく、たいてい、リスクの天秤掛けをしなければなりません。 今回はそんなお話をします。 特に、例として絶好なのが新型コロナウイルスについてで、とても大切なことなので、ぜひご一読いただきたいです。 生活の質とリスク 私たちは、あらゆるリスクに囲まれています。 事故、病気、事件など。 全てのリスクを避けようとす

          ゼロリスクは存在しない【新型コロナウイルスの事例と共に説明】