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予期せずディズニードラマを思い出す【でっけぇ風呂場で待ってます】

私は小学校高学年から中学校にかけて、ディズニーチャンネルのアニメやドラマが大好きだった。「フィニアスとファーブ」は日本でも有名ではないかと思う。(ちなみにこのアニメは内容を覚えるほど何度も見たなあ…)

ドラマでは、セレーナ・ゴメスやゼンデイヤなど、現在はスターとなっている面々が出演していた。
一話30分のコメディで、カラフルな世界観や、アメリカならではの賑やかで大げさな感じに、当時は憧れを抱きながら見ていた。
(「フルハウス」みたいな感じ、この種のドラマをシットコムというらしい)

↓ざっと言うと一つの場面、毎回同じ登場人物から成るドラマらしい。

これらのドラマが好きだった頃、小学校の後半は、友だちがおらず、放課後は遊びに行かずに、早く家に帰ってテレビを見ることだけが楽しみだった

だから、ディズニーチャンネルの番組にハマったのは、現実逃避というのも強かったと思う

そこから中学生まで他の面でも海外かぶれが続き、そうだ、自分にも海外風の名前をつけてみよう
ということで、
自分の名前をもじってショニーとかショーンと呼び始めたのが、ショーン・ブルーの命名のきっかけです(ブルーは単に青が好きだから)

*****
それから5年ほど経ち、高校に入って部活にのめり込み、ディズニーチャンネルへの執着は薄れていったのだか、今日、思わぬ形でディズニーチャンネルを思い出すことになった

それは録画していたドラマを見ていた時のこと
見ていたのは
「でっけぇ風呂場で待ってます」の第4話。Kis-My-Ft2の北山宏光さんとSexyZoneの佐藤勝利さんが主演の日テレシンドラ枠のドラマ。脚本を4人の芸人さんが交代で書いている。銭湯を舞台としたほんわかコメディ。

4話になってふと思った。スタッフの笑い声が入る感じ、アドリブで動いているようなライブ感、コントのようにボケまくる感じ、ポップなキャラクターたち。

何かに似ている…懐かしい感じがする……

そうだ、あの、ディズニーチャンネルのドラマに似ているんだ!!

前に、日本のドラマもディズニードラマみたいにあっけらかんとした明るい雰囲気だったらなあ…、と思っていたこともあったが
思いがけないところで、そんなドラマを見つけてしまった!

きっと海外のコメディの明るすぎるくらい明るい雰囲気を日本で再現しようとしたら、セットや服装をやけに派手にしたり、登場人物を突飛なキャラにしたりして、違和感のある仕上がりになってしまいそうだ。(自分自身そういうものを思い描いていた)

けれど、「でっけぇ風呂場で待ってます」は、
舞台が銭湯で、物語も小道具やセットなどもレトロな日本の雰囲気が強く、

実力のあるコント師たちが脚本を務めているだけあって、日本のお笑いのいい感じが出ていて、安心できる

調べて見ると、やはりこのドラマもシットコムだそうで、海外のコメディを意識しているかは分からないが、通じるところがある。

あの頃夢見た、ディズニードラマの感じを日本のドラマでも見たい!という願いが、
思わぬタイミングで叶った瞬間だった。

あの海外かぶれだった頃を思い出して、自分もずいぶん変わってきたんだなあ、としみじみする。
一方で、ショーン・ブルーという命名に現れているように、あの頃の自分から今の自分まで続いてものを感じ、
自分の過去が今の自分を支えてくれているような感じがした。

↑劇中の銭湯の名前「鵬の湯」から、伝説の鳥っぽい絵。

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