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『ココロの問題・相談』は、チャットBOT・GPTで解決できない!?


こんにちは。祥太です。

Chat(チャット)GPTの凄いのは、従来のチャットボットのように質問に応じて答えてくれるという機能に付け加え、文章の要約や翻訳、アイデア出し、シナリオ作成、プログラミングなど、その用途は非常に多様なところにあります。

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現在は、チャットボットが主流になっていますね。

銀行やクレジットカードや、商品で分からない事に対して『質問に答えていく』だけで、大概は、求めている内容にたどり着きます。

中には、『最終的にはカスタマーセンター』につながる方もいると思います。

ここで、『ココロの問題・相談』は、チャットボットやチャットGPTで上手くいくでしょうか?


僕は、調査員として、とある『ココロの問題』を扱う団体のチャットボットを利用しました。

↓↓↓こんな感じ(チャットBOT)↓↓↓

チャット(以下、C)
『はじめまして。今日はどうされましたか?』


『気分の落ち込み』を選択。

C
『気分が優れないのですね?それはいつからですか?』


『3週間前から』を選択。

C
『どんな症状ですか?当てはまる項目をチェックしてください』


『①食欲不振 ②疲れやすい ③不眠が続く
④朝起きるのがつらい ⑤一日中、憂鬱 ⑥思考力が落ちている気がする』

C
『そうなんですね。病院へは行きましたか?』


『行っていない』を選択。

C
『体調が優れない様子ですので、早めの受診をオススメいたします』

C
『他に、気になる点はありますか?』


『ない』を選択。

↑↑↑ここまで↑↑↑

まぁ、良くある感じですよね。
結局、病院へ行けよ!
メンタルクリニックで診てもらえよ!
って、回答です。

内容的には、正しいと思います。

ただ、モノ足らなさもあります。

そう、『気持ち / ココロ』の部分です!

ここで、『チャットGPT』を活用したら、どうなるか、シミュレーションしてみました。


↓↓↓ここから(チャットGPT)↓↓↓

C
『こんにちは。今日はどうしましたか?』


『気分が良くなくて、落ち込みやすい』

C
『気分が良くなく、落ち込みやすいんですね』
『それはツラいですね』
『良ければ、該当する項目にチェックを入れてみてくれませんか?』
『私どもは、あなたにきっと解決策がご提案できると思います。』


『①気分が優れない ②落ち込みやすくなった ③やる気がなくなった ④不眠が続いている ⑤食欲が減った ⑥朝が起きられなくなった ⑦会社へ行きたくない ⑧考える力が落ちた気がする ⑨体が重い』

C
『ありがとうございます。たくさんチェックがありますね。私どもは、あなたを心配しています』
『色々とおツラそうですね。少しお待ちいただけますか?』


『待つ』を選択。

C
『ありがとうございます』

C
『では、あなたの今現在の状態を一緒に確認しましょう。』

『気分が優れずに、落ち込みやすくなった。夜も不眠が続き、朝も体が重く起きるのがつらい。食欲も減退し、仕事へ行くのがつらく、やる気や考える力が減ってきている。』

『いかがですか?』


『合っている』を選択。

C
WHO(世界保健機関)によると、
『健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。』

C
『私どもが考察する所によると、早く病院にて受診をオススメいたします。その理由は、WHOの言う一般的な健康とは言えず、精神疾患に似ている状況があるかもしれないと感じるからです!』

『私どもは、法律により、診療や診察はできません。あくまであなたの今の状態をまとめただけです』

『この今の状態の文章を病院の先生に伝えても良いと思います。』

C
『どの病院へ行ったら良いかをアドバイスしましょうか?』


『アドバイスを希望する』を選択。

C
『ありがとうございます』
『①内科 ②心療内科 ③メンタルクリニック ④精神科』などがあります。

まずは、①→④の順番の方が多いようです。

C
『他にお手伝いできることはありますか?』


『いいえ』を選択。

C
『私どもに何かお手伝いできることがありましたら、何なりとご相談くださいね。』

↑↑↑ここまで↑↑↑


いかがでしょうか?

かなり、違いませんか?

みなさん、どっちがいいですか?

病気の診断は、法律により、免許取得した医師しかできません。チャットやGPTでは判断できません。

しかし、今の状態を文章として、ポイントでまとめることは可能ではないでしょうか?

これは『メリット』がありますよね!


↓↓↓ここから【重要】↓↓↓


さらに具体的にココロや仕事の相談に対応できる人がいたら、いかがでしょうか?

もちろん、無料チャットでも、無料電話でも、
ちきんとした静かなルームでも。

『国家資格 キャリアコンサルタント』の登場です。

メンタル、ココロの問題は、臨床心理師などのカウンセラーがいます。

仕事については、キャリアコンサルタントがプロです。

しかも、発達障害やメンタルケアの面でも、相当勉強して知識があります。


最後は、結局『人の手』なんです。

『人の気持ちは、人でないと分からない』

課題は、政府が、この『キャリアコンサルタント』の活躍の場をどこまで提供できるかにかかっています。

厚生労働省は、H36年(2024年)までに、『キャリアコンサルタント10万人養成計画』があります。

国家資格キャリアコンサルタントは、6万5千人(注)です。 (注)国のキャリアコンサルタント名簿に登録済のキャリアコンサルタントの人数です 。(2023年2月)

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大量生産したはいいが、彼らの主な勤務先は、ハローワーク、民間企業、民間人材派遣サービス会社が、約5割を占めています。

【問題点】
①キャリアコンサルタント資格は取得したはいいが、キャリアがなく勤め先がない。

②資格更新(5年ごと)に、講義受講料にトータル約30万くらいかかる。

③働く業種や職種の幅が狭く、一部の政府関連の大手の大企業にしか就職できない狭き門。

④民間派遣サービス会社の方に話を聞いた所、しょうがなく資格取得したが、営業就職ノルマがあり、意味がない、と言う声もちらほら?

⑤関連団体の資格ビジネスだ手法だ!

⑥氷河期世代への支援への対応は、忘れさられている。

⑦そもそも大量養成したはいいが、実情に生かされていない。

まさか、各NPO団体が必死で薄給でやっている『いのちの〜』相談事業を、キャリアコンサルタントに移譲する気じゃないでしょうね?!

※文章中、一部偏見もあるかもですが、実情はこうです。



【私の目標】

『各々の特性や多様性を十分に生かし、仕事や人間関係、(社会)生活に安堵し、経済的、精神的、肉体的にイキイキと豊かに暮らしていける日本社会を目指す』


僕は目指しますよ!
出来るところから、一歩ずつ!
賛同してくれる方もいると信じています。



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