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娘の誕生日が間違ってる一升パン事件

昨年娘が生まれてからほぼ1年。娘は誕生2時間後に保育器に入り、ストレッチャーに乗せられて救急車で個人産院から総合病院のNICUに運ばれました。結果、ちょっと小さいというだけだったのですが、NICUで先生に個室へ呼ばれたときの緊張感は今でも覚えています。この世に生まれた直後からお騒がせな娘ですが、現在は元気にオテンバガールに育っております。

さて、そんな娘の誕生日会の準備の時に面白いハプニングがあったからnoteでも書いてみようかなと思い筆を執りました。

赤ちゃんは1歳になると1升餅を背負わせる祝行事があり、「一升」と「一生」をかけて「一生食べ物に困らないように」「一生長生き出来るように」、お餅が丸いことから「円満な人生を送れるように」という願いが込められているそうです。

そこで妻がよく行くパン屋さんで見つけてきたのが、一升餅ならぬ一升パン。ちょうどいいね、ということで我が家では一升パンを娘に背負わせようということになりました。

どんなパンかというとこんなパンです。

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娘の誕生日は、2021.2.17。

が、実はこの写真のパンを受け取る前に実はもう1つのパンを受け取っていたのです。

そこに記載されていたパンの誕生日は、2021.7.21・・・

2月に一升パンを注文しているのに、7月って・・・

とかなり動揺してしまい、すっかり写真を撮るのを忘れてしまったのですが、本当に2021.7.21と印字されていました・・・

妻が、娘の誕生日を書き間違えるわけがない。とはいえ、パン屋さんもこんな間違えする???って思って、動揺したんですよね。

あまりにも衝撃的な間違えだったので、なんで間違えたのかを考えてみたのです。ここからは私の想像になります。

そこのパン屋さん、外国の方を受け入れていたことを思い出しました。そこで、パン屋さんの偉い人がその方に一升パンの作り方を教えたのではないかと。

それでパンが焼き上がった後に教えていた人がその方に2021.2.17のメモを渡して、年・月・日の順で印字してと依頼した。

日本だと日付表記は、年/月/日が一般的ですけど、海外だと日/月/年のほうが一般的なんだと思います。そこで、その方は2.17を2日17月と理解をして、17月はなくて、依頼者の記載ミスであろうから1を日付に移動させて、21日7月と理解をした。

指示は年/月/日だから、2021年7月21日と理解をして、パンにそのように印字をした。はい、完成。

上記はあくまで想像ですが、自分の当たり前は相手も当たり前というわけではないということを改めて認識した一升パン事件でした。

日付の正しいパンを受け取って、翌日に娘に背負わせてみました。

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買ったパンは2週間位持つらしく、チーズとかを挟んで食べるとおいしいそうなので、明日から我が家の朝ごはんとして毎日食べることにします。

外国人労働者を雇っていると、こういう前提の違いを感じることが多いのかなと思う1件でした。

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