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感性/センスの磨き方(how to improve your sensitivity)

タイトルにもしていますが、論理的思考と感性の融合が、これからのブランディングにもデザインにも、ビジネスにおいてもライフスタイルにおいても必要なんじゃないかなと感じています。

論理的思考については、ピラミットプリンシパルなどの著書がたくさんありますが、感性の磨き方についてはあまり良い著書を見かけたことはないかなと感じたりもします。

この感性やセンスの磨き方について、僕なりの手法を何回かに分けて書いてみようかなと思います。

最近、自分の過去を振り返りつつ思い出したことがあって、まだ、働いているわけでもなくて、お金もなくて、海外にも行けなかった頃の自分を思い出したんですが、あの頃は「映画ばかりを見ていたな」と。

映画の中に出てくるロケーション、映像表現、色、音楽やファッションから、感性が無意識的に磨かれていた。

映画にはたくさんの要素が含まれていて、その総合芸術的な部分が多くあります。時代性やトレンドもある。文化的なカルチャーや時代がコンセプトやテーマの映画にはその時代を切り取る感性やセンスを垣間見ることができる。それを分析しパーツごとに理解することで自分の感性となり蓄積される。そんな感覚があります。

いい映画で使われる音楽について。
美しい風景やシーンの切り取り方。
映画全体を通りでのカラーリング。
声。余白や間。セリフ。

映画の演技や演出の技術を学ぶことで、ブランディングが必要性とする要素をある意味、学ぶことができるにかもしれません。

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なんらかのクリエイティブについて関係する、経営者/デザイナー/ディレクターやマネージャーに向けて、ブランディングやデザインを表層的に捉えるのではなく、ビジネス視点や中長期的視座に立った本質的ブランド価値を生み出すため、「クリエイティビティ/感性」と「ロジカルシンキング/論理的思考」についてを書いていきたい考えています。

ブランディング(ブランド戦略)とは、未来やマーケティングの視点を加味したビジネス及び経営戦略であり「ロジカルシンキング」と「デザインシンキ…

自分なりの届けたいことを書いていく予定です