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20代後半の今、何に優先的にお金を使いたいか?

お金というのは人生を豊かにしたり、誰かをハッピーにするための活動に充てることができたりする「ツール」であるということを以前書きました。

お金の使い方には、その人の価値観がよく表れると言われます。「お金を何に優先的に使いたいか?」という問いに対して考えることは、自分の人生の価値観そのものを考えることに近いのではないかと思い、改めて整理してみることにしました。

お金の使い方は、年代別や自分の人生のフェーズによっても異なってくると思います。20代が後半に差し掛かった今、何にお金を使うことが自分の充実度を高めるかを考えてました。

考えるためのフレームワークは、前田裕二さん著書のメモの魔力のノートの書き方を参考にしています。左側に事実(自分が初期に考えたこと)、右側に事実を抽象化したもの、さらに右側に抽象化したことをさらに転用できる形に言語化する、という思考です。

何に優先的にお金を使いたいか?という問い

まず事実(最初にパッと考えたこと)については、大きく3つ出ました。
・経験
・生活を豊かにするもの
・自分を高めるもの

特に経験の具体としては、下記のようなことが書かれました。
”普通の人がやっていない経験”⇨人に面白く話せる経験
”将来に生きる経験”⇨成長につながる経験
”自分の視野を広げてくれる経験(面白い他人と会う等)”⇨自分をアップデートする経験

これらを一段抽象化してみると、こんな願望がありそうだなと気づきました
”面白くてカッコ良い人になりたい”
”深みのある人になりたい”

また、長く使い続け生活が豊かになるものに対しては、少し高いお金を払ってでも良いものを使いたいなという感覚があり、
”自分という資本(資産)を積み上げていきたい”という感覚もあることに気づきました。
普通の人がしないような面白い経験をしたいという気持ちも、本などを読みたいという気持ちも、これに通じているのではないかと思います。

そして最後、転用のフェーズです。
上のような願望があることを踏まえると、どういった心構えを持っていると良いのかという観点で書いてみました。これから持ち続けていきたい「軸」とも言い換えられるかもしれません。
そうして考えてみると、
”自分の人生の主導権を自分で握る”というイメージがしっくりきました。

人生は日々の選択の連続だと考えています。
その選択に責任を持って、自分で選択した選択肢を自分で正解にしていく心構えが、まさに自分の主導権を自分で握るということなんだろうなと考えます。

日々の選択の根拠は何かと問われると、(上のノートには書いていないですが)
”ワクワクするかどうか?”だと思いました。

わくわくとしたことにチャレンジした経験が自分に積み重なり、結果的に自分という資産を積み上げることとなり、そうした人こそが自分が理想とする深みのある人間だと思うからです。



久しぶりにノートにペンで書くということをしてみましたが、PCで文字を書くよりも圧倒的に自由に思考を整理できた感覚がありました。おそらくそれぞれの情報の関係性や構造が、可視化されるからでしょう。メモの魔力でお勧めされているこの思考整理は、これからもたまに実践してみたいと思います。

それではまた。

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