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二つの流派に繋がる点

私が今までに学んだ合気道は

大学で学んだ光輪洞合気道
警視庁合気道指導員研修で学んだ養神館合気道

の二つ。

この二つの流派に繋がる理合があるんじゃないかと考えているところです。

ここからは私の視点で、私自身が体感してきたことから生まれた仮説に過ぎません。

光輪洞合気道をされている方からしたら「その考え方は開祖と違う!」となるかもしれませんし

養神館合気道をされている方からしたら「その段階ならまだまだ未熟だ!」となるかもしれません。

現段階の私の考えであってこの先の修練でまた変わることもあるでしょう。

ツッコミたいことも多々あるかもしれませんがご容赦を。

『理合』と聞くと技がかかる原理のことだと思うかもしれません。

ただここで私の言う『理合』とは技がかかる原理のことではなく、もっと土台となる身体操作に関することです。

それは『エネルギーの流れをどう表現しているのか』

『合気道は円の動き』とよく言われますが、それをエネルギーの視点から見ていきます。

養神館合気道は回転動作や前進動作などで生み出されたエネルギーを正しい姿勢を通して相手に伝達していきます(あくまで私の視点です)

例えば『正面打ち1ヶ条抑え』

前進して受け手の正面打ちを未然に抑え、そのまま斜めに前進しつつ切り下ろしていくものと、

回転動作によって正面打ちを流して抑えるものに分かれます。

前者は前進動作、後者は回転動作ですね。

塩田剛三先生の動画では襲いかかってくるお弟子さんを見事な円を描く足捌きで軽やかに投げていますし、当身のときは力強い直線のエネルギーに見えます。

この際に表現されるエネルギーの流れは『身体操作として表現される円』と『力強い直線』の二つと考えています。

では光輪洞合気道ではどうなのか。

私が円の乱取りで技をかけるときは『腹下丹田の位置に球体があり、その回転に従って身体が動く』というイメージで身体が動いています。

*『円の乱取り』は太極拳の推手の合気道バージョンと考えていただければそんなにズレはないかなと。

体内でまずは『球体の回転』が起き、それが円の動きとなって表に出てくる。

といった感覚ですね。

円は円でも表現が違うわけです。

私のイメージでは

養神館は『波』
光輪洞は『球』

ですね。
(ちなみに合気会は『渦』かなぁと思っています)

ではこれを抽象度を上げてどう繋げるか。

一つの考えとして思いついているものはあるので、これから検証していく予定です。

次らその上げた抽象度を打撃に落とし込んでいきたいなぁと。

来月は敬天愛人の大会に出場するのでそこで表現できればいいけども。

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