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【シリーズ】”オワリはじまり”ーキャンプ体験学習との出逢い。

おはようございます。

いつもとちょっぴり違うタイトルです。
そう、この「オワリはじまり」はかりゆし58さんの名曲であり、
私はとても大切にしてきた曲でもあります。


2014年、夏。

大学1年生で19歳だった時から、今までボランティアとして
子どもたちとの野外体験活動(キャンプと呼びます)
に関わってきました。

10代最後から、
20代前半はキャンプに「夢中」でした。

自己分析も兼ねて、
キャンプが教えてくれたことはなんだろう。
自然の中で感じたこと、挫折、
自分はなぜ夢中になれたのかを綴ります。


■きっかけは「もう1度小学生になりたい!」

大学1年の春。
落ちに落ちまくって第6志望の大学に入学。
もうめちゃくちゃ悔しくて、
浪人するか??いや、もう大学行かない!などとわーわー言いまくり。
一頻り落ち込んだ後に、たくさんの人に励まされ、
偶然大学出身者が身の回りにいることを知り、

少し前向きに。

そして、
入学してから「何をやるかで勝負しよう」と決めた。

大学にも慣れた2014年1年生の夏。
大学にも慣れてきたし、自分のスキなことで、
似たような価値観を持った仲間にも出逢い、思いっきり教育や英語に触れ、夜はバイトをしていた。

でも、なにかが足りなかった。
なんだか、体を動かしてワクワクしたかった。
だって、みんな酒だの金髪だの。。。
授業もバイトもサークルも室内ばっかり!

もっと面白いことはないんだろうか

新鮮さを求めていた。


全メニューを3ヶ月で覚え、作れるようになったけど、
「なんか、違う」
気分を変えるためにファミレスのバイトをやめた。

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懐かしのスクショを発掘。
そうそう、塾講師をしよう!
って気持ちが始まったのもこの時だった。

相変わらず繰り返しの作業と同じの毎日は向いていない。
つまらなかったし、物足りなかった。


そんなことを感じながら、夏休みが来た。
7月の下旬。

ふと、せっかく教育が好きだし、

子どもと実際に触れ合える
体験は出来ないかと考え夏限定で1泊2日でもいいから、
ボランティアをやってみよう。

外で遊べるものはないかな。

ネットで探した。

お、キャンプ?へぇそんなことしてる人がいるのか。
林間学校(自然教室)みたいなやつかな?
思っきり遊びたいな。


小学校の頃は学級崩壊や
自分がおもいっきり遊んでいなかったこと、
自分が我慢して、自分になれなかったことを思い出した。

そうか、ボランティアとして本気で遊べば、
もう1度小学生になれるかも!
単発の「思い出づくり」としてもいいし、メールするか!

そんな軽い気持ちで始めた「夏の思い出づくり」が5年続き、海外にまで行くことになるなんて考えもしなかった。

■「はじめて」は、やらなきゃわからない。

初めて、連絡が来たときは下見の日程が合わず

「参加できないのでまた今度・・・。」と

送信。

でも「せっかくなので、よかったら」と返事をもらい
はじめて「ボランティアセンター」という場所に行った。
こんな場所が福岡にあるのかと初めて知った、
3泊4日のキャンプに参加することが決まった。

久しぶりにワクワクした。
ナイキの青の靴も、買ったもんな。

会議室の場所を何度も確認して、
部屋番号間違っていないか
めちゃくちゃ確認した。

だって、だれも知らないんだもん!
団体がが合っているのか、どうかすらも!

ドアの前で3分は立ち往生した。
やたら廊下を、行ったりきたり。
なんだか怖かった。

でも、子どもたちや新しい大人に出会える!
きっといい出会いが待ってる。
嫌だったらやめればいいや。単発なんだし。
そう思い込んでドアを開けた。

初めてのことは、少し怖い。
でも、やらなきゃわからない。


その期待と不安の両方が入り混じった感情を、
鮮明に覚えているからこそ、初対面の人には特に親切に
明るく、笑顔で接することを今でも忘れないようにしている。
それと、名前をすぐに覚えて、相手のスキなことを聴くことも


(´-`).。oO
ああ。これだけで自己分析になるなぁ

■小学生とかっこいい大人の姿に「尊敬」

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その時の写真。
本番のことは、あまり覚えていない。
でも、1つすぐに思い出せるのは、とてつもないくらい疲れて、
終了後1周間夏風邪になり、熱を出したこと(笑)
終わった後のサイゼリアでの打ち上げが最高に楽しかった。

それくらい必死だった。
初めて班の子どもたちについて、
5人の子どもをサポートするんだけど、


テントはどうやって建てる?え?カレーづくりの包丁はえーと、
あれ?どこいった??あー!!いた!おーい!
あ、明日はスコアオリエンテーリングで寝袋は畳んで、
ペグはなくすことが多いので第3キャンプ場で・・・何何何???
カタカナ多い!!!!!
てか、ペグとスプーン1本みんなで1時間は探したw
「できない!やって」→え!やってよ自分で~~~(泣)
へぇ~モントベル(正:mont-bellモンベル)って有名なブランドなの?
え?川に入りたい、また--??さっきはいったやん!
なんでそんなびしょびしょなん?
スタッフ会議から帰ってきたら寝る場所ないし、
寝てる子ども重たい!!てか、なんでこんな汗だくなん
と思ったらコンタクトどnivhowe;vnぬいqういcび;qdno;nhequifgebbyyduaaa3ngikgnのえrfのいえfんふぉqにおfねろlvんじぇrぶくぇhふぃfhんq

BAKUHATU!!!!!!

そんな感じ(笑)。
キャパオーバー。



でも、楽しかった。

子どもたちはせわしなく動き回るんだけど、
常にワクワクしながら、なにかに取り組んでいる。
やらなくていいこともあるけど。(笑)
皿洗いの時間なのに、木の棒もってるんだけど。
意味ないことがないというか。全てに必死。

皿洗いなのにやらないのは、
自分がやってしまっているからだと気付いた。

「一緒にやろう」か
「自分のことは自分でやるよ!」

というようになった。笑顔でね。

喜怒哀楽を5億回くらい繰り返しているのかというくらい
真っ直ぐな気持ちをぶつけてくれる。

素直に嬉しかった。尊敬した。
こんなに何も出来ていないのに、一緒にいてくれる。

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ご覧の通りお腹いっぱいになっている。

あとは、初めてのキャンプファイヤー。

コレが本当にかっこよかった。全力で遊べた。
「レクリエーション」というらしい。


4つ上の男性が進行を仕切って、
みんなを夢中にさせていく。

こんなに人を喜ばせることができるのか。

驚いた。この時にオープニングで歌っていたのが
「オワリはじまり」だった

もうすぐ今日が終わる
やり残したことはないかい


自分もこうなりたい!と思って
その気持を伝えた。
ありがとう。といって少し話した後に、彼は

でも「今日は全然だめだった」と言った。

「その時」は、意味がよく理解できなかった。

自然の中で、必死になる自分に気づいた。
きっとそれは、子どもたちが教えてくれたたこと。
ありがとう。

読んでくださりありがとうございます!(*^^*)
続く・・・。

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