「オンリー・ロンリー」 飛鳥涼
「何かをやらなくてはと意気込んだ日に限って
時間は簡単に過ぎてしまいます」
「オンリー・ロンリー」 飛鳥涼
ついこの間のこと
僕は、どうしていいのかわからなくなるほど大きな力につぶされそうになり、本も読むこともできず、何も書くことができず、ただ・・・ただ・・・時間だけが流れてしまいました。
ふと手にしたのが、この詩集
「オンリー・ロンリー」
CHAGE AND ASKA のASKAさんの詩集です。
この本を買ったのは、ずいぶん前のことです。
飛鳥さんの詩と曲がすごく好きで、
学生の頃によく聴いていました。
ライブにも何度か行き、飛鳥さんの歌声にしびれ、脳天に電流が流れるような衝撃を受けました。
飛鳥さんの楽曲の良さや、歌の上手さはもちろんなんですが、詩の優しさがとくに好きなんです。
数え切れない名曲と素敵な言葉があるんですが、この詩集の中にある「安息の日々」という詩。
これが唯一、CHAGE AND ASKAの曲になっています。
掲載されているほとんどの詩が、曲にはなっていないと思うのですが、この詩には思い入れがあったのでしょうか?
この詩が、今の自分と重なり、悲しいほど心がラクになったんです。
あと この言葉も今の僕に沁みました。
この詩たちに、添えられている絵が
とてもお洒落で、絵を見ていても
非現実の空間に連れて行ってくれます。
どうしようもない、やるせない気持ちを
そっと包み込んでくれた詩集でした。
最後に、やはり心にひっかかった詩です。
【出典】
「オンリー・ロンリー」 飛鳥涼 サンリオ
いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。それだけで十分ありがたいです。