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中東の催眠研究での疑問と考え

歴史を辿っていく

日本国内での催眠研究の話題と言えば特にヨーロッパやアメリカなどの取扱いが多くSNSで取り上げられることも少なくないかと思われます。一方、日本国内や西洋圏以外の催眠を取り上げけているユーザー様が数が少なくとても魅力的なのに調べてみないのは、とても勿体無いと感じております。もし調べている方がいらっしゃいましたらブログなりNoteなりで教えて欲しいです。私は最近、中東の催眠などについて書籍やネット情報のみですが情報収集を行い研究し自分なりの考えを出すようにしています。

よく催眠の歴史についてよく書かれているサイトを閲覧しながら調べていると催眠のベース自体はなんとエジプトの神官が被験者の身体に手を置いて言葉を使って暗示を掛けたり、中国の皇帝を癒やす為に言葉を用いた方法が使われたり、ギリシャにも「眠りの神殿」というものがあったそうで、さまざまな地域で催眠のベースとなるものがメスメル以前から昔からあったそうです。

ヒプノセラピー - 催眠療法 - 精神をリラックスさせて、ストレスを解消する』(2004) の著者でもあるジェネット・フリッカー氏とジョン・バトラー氏によればヒプノセラピーの歴史史上最古の文書は「エーベルス・パピルス」に書かれているそうです。
催眠のスタートの元が中東であるかもしれないという情報を観た私は中東の催眠ついての研究を始めました。

気功か?催眠か?

中東の催眠研究で現在、手を出しているのが【イスラム神秘主義】通称「ス―フィズム」と呼ばれるイスラム教の哲学の一つで一般的なイスラム教徒からは異端視されています。彼らの修行の一つとして音楽と祈りに合わせてグルグルと回転し強烈な変性意識を生成し神秘体験をするそうなのですが、スーフィズムは催眠ではなく一般的に”スピリチュアル”というジャンルの方面で一部、日本で取り上げられたりすることがあります。実は催眠をかじっている私のような”催眠使い”=催眠術が使えるだけの詳しい催眠の専門知識の無いオタクからすれば彼らの回旋舞踊(セマー)やワーリング瞑想ほかヒーリング技術などは「これって催眠術に似てない?」と思うところがいくつかあります。

実際に、レナルド・A. ニコルソン氏の「イスラムの神秘主義 - スーフィズム入門」ではダルヴィーシュ(修行僧)の催眠術について取り上げられているのに対して日本で80年代と90年代に仙道気功ブームを起こした高藤聡一郎氏の「秘術!超能力気功法奥義」では彼らの気功について取り上げているのです。

個人的な考えで異論があるのはわかりますが、効果的には催眠と気功は同じものであって掛け方や被験者の伝わり方や強さが違ったりしているのでは?と私は考えたりしています。
(いや、もっと今は新しい考え方が出てるよっていうプロの術師さんや気功師さんがいらっしゃいましたら教えて下さい。学びたいです。)

こんなことを言うと気功師さんから「ふざけるなバカ」と言われそうですが(言われたことあります) 実際に彼らの催眠術や気功をそれぞれ再現してみようとすれば可能です。彼らは呪文を使って相手に掛けたり(催眠でいう言葉を使った古典催眠と呼ばれる方法) 手や身振りを使って相手をヒーリングしたり人を硬直させたり(気功ヒーリングやメスメリズム) していたみたいなのですがこれは催眠や気功で再現してみましょうとなると出来る人たちはいるかと思います。

両方できることに気付く

実際に、言葉によるリラクゼーションを入れれば相手は導入から現象まで時間は掛かるものの一気に脱力しますし気でリラクゼーションを入れると相手から「メッチャ力が抜けるんだけど」と言われます。

聞いてみると両方共多少は違いはあるものの力は抜けたと聞いたので現象は両方とも同じで恐らくこちら側の入れ方や相手の入り方が催眠と気功で違うんだろうなと個人的に感じました。

催眠の場合は声つまり音声を使ったり被験者の動脈を少しだけ圧迫したりする動脈圧迫法などを使って物理的に催眠状態にさせているのに対して気功はイメージでスピリチュアル的になりますが情報的にかけているのではないかと思いました。

しかし、催眠や気功の多くの書籍などではこのような疑問が出てこないどころか催眠や気功などの単語も出ておらずこの話題を気功師さんや催眠術師さんに話すと「お前は喧嘩を売りに来たのか」と言われます。

確かに、気功であれば現象が催眠術と比べて現象が早く起きやすく更に催眠術では出来ないことまでも可能にさせてしまいます。しかし、催眠術と同じ現象も起こせるので物理と情報の違いなのかもしれません。
あくまでも自分の考えなので違うということもありますし本当の所どうかも分からないことです。

可能性が広がる

では、こうしたことから考えると観る視野が広がるというか考え方が変わって来ます。

恐らく彼らの技術を催眠術と言ったのは恐らく呪文を使った所を中心観て言ったもので、気功と言ったのは呪文以外の所を使った所を中心として観て言ったのでそれぞれの書き方や表現が違ったのだと思います。彼らは結局の所、催眠も気功も呪術も魔術もさまざまな物が使えていました。

なので、著者が違うだけで催眠と気功で分かれていたのかいうと結局は著者の見方なのではないか?と思います。

こうして疑問を持たせてくれたお陰で色々と考えさせてくれますし新たな発見ができるので調査や研究はとても面白いです。

これからもさまざまな本を読み考え調査をして研究したりしていきます。

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sihirli

東南アジア系日本人の催眠術使い。四国の某所でひっそりと催眠研究などを行っております。 Noteでは催眠関係者向けに自分が作った方法や、未だにネットに出ていない情報を紹介していきます。 催眠初心者でも分かりやすい記事も個別に用意しております。

コメント2件

スーフィズムは中国にも流れて、道教にも取り込まれたようですね。結局のところ、大本はメソポタミア、もっと言うとシュメール文化のようです。これがギリシャに入り、ギリシャの植民地だったエジプトに入り、その後そのあたりを支配したローマ帝国へ、次にそのあたりを支配したイスラム帝国に入り、ヨーロッパ、インド、中国、朝鮮半島、日本と流れたようです。
コメントありがとうございます。間違いありません。スーフィズムは中国にも取り入れられ、中国支部的なものがあり回族の虎夫耶(フフヤ)派、ウイグル族の依禅(イチャン)派、哲赫林耶(ジョフリンヤ)派が有名です。中国では回族がスーフィズムを伝えたとされ日本では気功の自発動功のやり方としてグルグル回りながら入るというもので有名だと思います。(しかしスーフィーから来たものだとは近年の本では書かれていません) 東ペルシアがまだ仏教の影響を受けていた時代にスーフィーたちは仏教僧から数珠の使い方を学んでいたそうでさまざまな文化や宗教からの影響も少なからず受けているかと思われます。
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