見出し画像

父親宣言。稽留流産。育児環境(2021年)

父親宣言
父親宣言


5週目頃に検査薬で妊娠判明、6週目頃に病院検査で確定、12週目頃に別病院にて1回目の健診でしたが8週目くらいの大きさなのと心拍の確認が取れない事から流産となり、妻の稽留流産の手術と予後健診も無事に終えました。

夫婦共に晩婚で妊娠に於いては高齢である為、不妊治療も少ししていましたが出来ずに諦め、高齢だから仕方がないと思い出来ないものと思っていたら自然妊娠でした。夫婦共に流産は仕方がないと思っていますのでお気遣いは大丈夫です。
画像の父親宣言は6週半頃に特に気負いもなく自分が生きてきて培ったものから自然に表れた文言です。

50日くらいでしたが、様々な事を調べたり、子供の性格や傾向から様々な事態を想定して妻と話し合ったり、世界情勢や国内情勢の先行きについて話し合ったりしていました。

様々な事を想定して話し合っても、結局のところは子供が無事に産まれてみないと何とも決めれないね、と話が締められる傾向でしたが、育児に限らず様々な事を想定して対処する案を考えておく事は、いざという時に慌てる度合が軽減していい事ですね。

50日くらいでしたが、父親として自分の持っている能力を全て注ぎ込む気持ちでいました。この経験によって更なる成長が促されました。ありがとう。


『 父親宣言 』
・子供の味方であり続けること。その為に子供の心身を常に能動的に気に掛け続けること。
・夫婦仲の良好さを能動的に維持する努力をし続けること。子供が人間社会を学ぶ最初の社会は家庭であること。
・過度で押し付け的な期待や英才教育をしないこと。なるべく多くの事を知らせて体験させてアフターフォローもすること。
・子供の自由意思を尊重しつつ、やり直しが出来ないほど危険な事は厳しく叱ること。叱った後に愛情も示すこと。
・子供が親に言葉なり殴る蹴るなりの暴力を振るったり、逆に表面上な会話だけで済まし親を避けようとするのは、親に何かしらの落ち度があること。
・蜘蛛など虫の一部の親は子供に食べさせる最初の食糧として自身の血肉を与える。子育ての本質はそこにある事を熟慮し理解すること。


以下は、妊娠育児環境についてや様々な事態を想定し想い考えたこと。

・不妊治療
昨今は不妊治療をする夫婦が増えておりますが助成金など十分とは言えず、相応に出費を考慮する必要があります。成功報酬制の病院もあり妊娠しなければ代金を頂かないとしている病院もあります。体外受精から料金が大幅に上がり障害率や多産率も上がるようです。

僕ら夫婦は40歳くらいですが精子も卵子も問題は無く、自然妊娠も十分可能と言われていました。

・染色体異常検査
実施に至る期間を迎えなかったですが、新型出生前診断は3つ(13、18、21)の診断しか出来ないのでやらずに羊水検査(全染色体異常検査)を初めからする予定でした。相応にお金は掛かり助成金は無いですね。

・妊娠出産育児の環境
妊娠出産育児に対する理解度や支援が不足していると思いました、政府や企業や意識の低い男性など。産休が認められている期間もギリギリ最低限に思えますし、初期でも妊娠悪阻が酷い方もおります。パートであれば雇用保険が無い場合もありますよね?産休すら取れず経済的に厳しく妊娠中も働き続けなければいけないケースもあると思いますね。

つわりや妊娠悪阻は個人差があるけどとても辛そうであり、社会からの理解が得られないまま働く事は難しい人もいると思う。僕は自営業で時間を柔軟に使いやすい立場でありましたが、現在多くは共働きであり勤めている会社から必ずしも理解が得られるとも限らず、生活や産まれてくる子供の為に共働きをし続けざるを得ない家庭もあり、パートであれば福利厚生も充実しておらず、ある程度思慮がある夫婦であれば子供を諦めざるを得ない心境になると思う。

妊娠悪阻で脱水症状などが起きた時に緊急外来の必要に迫られる場合もありますが、コロナの影響もあってか受付を済ましてから4時間くらい待つ必要があると聞かされ、体調不良の妊婦が待てる時間ではないと思いました。病院も慢性的に人手不足と聞きます。

こういった様々な現場状況を知ろうとせずに、人口減少や少子高齢化の問題を表層だけで語る政治家などはいかがなものであろうか?一時的な利潤に重きを置きこういった問題を軽視している企業は兵站概念が欠如している事と思う。


・妊娠中の妻に対して
我が家は元々僕が家事を一通り出来るのと、きっちりと毎日する事を夫婦共に必要と考えておらず、食事は惣菜を買ってきたり宅配だったり(現在はシンプルな調理で無農薬化学肥料未使用な発芽玄米や納豆や簡単に調理した野菜など)、洗濯は溜まったらで週2回くらい、掃除は目立ったり気付いたらくらい。

妻の妊娠中は、妻にはほぼ寝たきりで母子共々の健康を優先で安静にしていてもらい、食べやすいものや好むものを聞いて僕が買い物に出掛けていました。

家事で一番手間が掛かるのは炊事だと思いますが、結婚当初は子供が出来た時も想定して週4回夕飯を作ってもらっていました。子供が出来そうになかったのと妻があまり向いていないと意向を伝えてきたので惣菜を買ったり宅配に変更し、代わりに一緒にゲームして遊んでもらうようになりました 笑。

自炊に掛かるコスト(お金、時間、労力)と惣菜などを買うコスト(お金)を考慮したら買った方が総合的に好ましいと合理的に判断しました。好きな時に食べれるのもいいですね。

妻が妊娠中に浮気や不倫の話を聞きますが我が家は何もなく。妻が嫌がる事と新たな人間関係の構築が面倒でもありますね。また、三次元や二次元を見るのは容認されていたのも良かったかなと。それすらも嫌と言う女性もいるようですが、束縛し過ぎると反動が起こりやすくなってしまうのでは?と懸念も抱きました。

女性の毎月の生理や妊娠出産は女性の生理現象であり、男性の射精したい気持ちも生理現象でありますから、夫婦でお互いに話し合い歩み寄り各家庭にとっての円満な選択を考えていけたら好ましいと思います。


・稽留流産、早期流産
適齢期の女性でも流産率は15%くらいあるようです。40歳くらいになると40%くらい。妊娠経験のある女性が一生の内に流産を経験するのが40%近くあるようです。

稽留流産の手術後は妻曰く重い生理を更に重くした感じとの事で、武の嗜みがある僕は急所に的確に入れられたボディブローを想像しました、呼吸困難になりましたね。因みに頭部へだと脳が痺れる感覚を味わった事もあり。


・公的支援、自治体支援
日本全国多少のバラツキはあっても、定期健診や出産に掛かる費用は国や自治体による公助で大体全額賄われます。特殊なケースや入院時などに個室や特別なサービスを望んだ場合は自費負担が高まります。病院への行き来は自費負担ですがタクシーを利用しました。

妊娠判明後に自治体に届け出ると母子手帳や父親ハンドブックや様々なパンフレットが頂けます。父親ハンドブックは父子手帳の要望から実現したそうで貰ってありがたかったです。大きさが母子手帳の倍くらいあるので人によっては使い難くも思うかも?

パンフレット類の中に無料プレゼントの類が様々ありましたが、大した物ではないのとセールスの電話などが面倒になるので何も貰いませんでした。

自治体が行っている面接には行った方がいいと思います。簡単な出産までの流れや必要になる事や受けれるサービスなどを助産婦の方に説明して頂け疑問や不安の相談も出来ます。また、自治体によって違いはあるみたいですが、僕の住んでいる地域ではカタログギフト1点と地産の野菜詰め合わせとコロナ情勢を踏まえてクオカード1万円分を頂きました。

その他は、両親学級や地区毎の民生委員など様々なサービスが用意されており、共働きや貧困家庭などを考慮されたサービスもありました。


・養育の方向性や懸念
一番可能性が高い事はギフテッドや発達障害の傾向があり育て難い子供であった場合。ただ最近では日本でも理解が浸透しつつあるのと自分自身がギフテッドや発達障害に当てはまるので(2E?)、実体験も参考にしつつ様々なケースを想定したり問題行動であっても心理洞察して対応しやすいであろうという考えでいました。

学校での虐めの懸念。荒れている公立、教師もピンキリ、私立も学校によっては経営の為に隠蔽体質な場合も。子供が学校に通いたくない意向なら通わなくていいよと伝えてホームスクリーニングする考えでした。多岐にわたって教えられる事があるので僕が教師を務めた方が効率も効果も高くなるので。人付き合いは学校でなくとも学べますしね。

僕が教えるとしたら、歴史、古典、哲学、思想、経済、政治、心理、武術、農業、サバイバル辺りを必修科目として教えていく考えでした。経済が安定している治世でも、安定していない乱世でも生き抜く術をという観点です。語学も英語を子供と一緒に習う予定でした。翻訳機の性能も高まってきているようですが。

僕自身が学校は役に立たないとの印象を持っており、僕自身が小学校の勉強すらまともにやっていないけど独学で様々な事を身に付けているから、学校に費やすお金や時間や労力を考えたら費用対効果が悪く浪費にしかならないと判断しています。

夫婦だけなら2050~2070年までの対策を考慮すれば良かったけども、子供だと2100年以降まで推測して対策となり、現在の文明進歩の速さからすると予測が難しく…。


・子供の為により良く
子供の為に個人や家庭に置き換えた政治、経済、外交、軍事をより高めていこうと考えていました。

子供の為を考えたら地域を住みやすくする為に貢献したくなる。それが発展していくと社会を日本を世界を自然環境をって広がっていく。個々の意識の集合体が社会に与える影響って大きいと思うから、子供がいるかいないかや、愛する存在や愛してくれる存在がいるかいないかは、とても大きな差となって将来表れてくるように思いました。


・中絶や間引き
一人で生きていく事が不可能なほど重い障害が判明した場合は、中絶が可能であれば中絶、出産後に手術が必要であれば同意しない、どちらでもない場合は里子に出す考えでした。
重い障害の子供を養育すると心身と経済と時間と労力の負担が重く、国や社会からの支援が十分とは言えず、今後の情勢を考慮したら間引き一択です。

近代までは間引きしていたのと動物や植物も間引きされている。様々な障害は何かしらの進化の過程かも知れないが、現実問題として可能性の低い事に労力や資源を割く事は出来ない。僕の選択がそうであって養育派は自身が貧しくなっても労力や時間や費用を他人に提供してあげればいいと思う。必ずしも養育する間引きするではなく、何事も自由選択が増えるといい。

因みに出産時の事故だかで脳性麻痺などの場合は結構な額の補助金が頂けるそうですね。


・人間の生物学的な繁殖についての疑問
繁殖戦略としてr戦略とK戦略があり、
r戦略とは個は弱めで数が多め、機会を増やす事で誰かが生存する確率を高める。小卵多産。
K戦略とは個が強めで数が少なめ、1個体に多くを注ぎ込み生存率を高める。大卵少産。

人類も貧しい国家や社会であると多産傾向であるけども、他の生物に比べたら大卵少産であるK戦略なのに、1人の子供が妊娠して産まれ大人になるまでのアクシデントが多いところが不思議。着床まで、流産、染色体異常、早産、出産後に判明する障害、長い育児期間やその過程での様々なこと。

女性は35歳くらいから妊娠率が大きく低下し、流産率も大きく高まる。文明の進歩に伴い憶える事も多くなった、昔は数え15歳(満14歳)で大人とされた。


・男尊、敬老
僕は社会的には女性リーダーが好ましいと考えているけど、我が家自体は男性主導で良い意味で専制君主をしています。率先して何でも行い、求める前に先に与え、意向確認を定期的にして独善的に陥らないように気を付けています。

男尊であるから尊ばれる事を行動で示す、同じく敬老であるならば敬われる事を行動で示す。当然な事だと思います。

男性だから老人だから尊ばれ敬われるのではない。子を育み産む事は女性にしか出来ない、だからこそ女性を尊重し大切にするのだ。その女性が安全に子を育み産む環境を提供するからこそ男性は尊ばれるのだ。未熟で成長過程な若者に模範を行動で示すからこそ老人は敬われるのだ。

その前提条件を満たさずして、単に男性だから老人だからと傲慢に振る舞う個体を僕は軽蔑する。


・雑記
産婦人科への旦那さんの付き添いは5~8組に1組くらいでした。それぞれ様々な事情があると思いますが、旦那さんの付き添いがある女性はリラックスしているように見えました。親しい人が1人もいなければ感情を出さない傾向があるだろうから、バイアスの掛かった視点かも知れません。

妊娠届けを出した時に妊婦さん用として布マスクも貰いましたが布マスクは予防効果が皆無に等しいです。予防を考えるならN95(KN95は僕らは使わない)でないとダメですね。ただ、つわりや妊娠悪阻が酷い時はマスク自体が息苦しくて大変な場合もあるので総合的な判断が大切になってくると思います(マスクの方が有害や、N95すら意味がないという話に)

自分や伴侶が自身の心や人生と真摯に向き合う事が出来ているかどうか?が、とても重要に思いました。これが出来ていないと家庭が崩壊する率が高まり、子供がいたら虐待などを招いてしまう事も高いと思います。

子供の名前は夫婦の名前を一字ずつ取って男の子でも女の子でも組み合わせを変えてキラキラやDQNにならないように結婚当初から決めていました。戦国時代的な名前の付け方ですね。

両親の名前を使うのは迷信で良くないと言われているみたいだけど迷信だしね 笑。昔は敢えて不吉を好んでいたし、4(死)とか42(死人)とか。不吉を好んでいたら超吉が訪れましたよ 笑。

妊娠に於いての高齢夫婦だと仮に妊娠しても無事に産まれる率は低く、最悪の場合は母子共に亡くなってしまう事もあるので今後は子供を求めず避妊をしっかりしていく考えです。無事に妊娠状態が続いても母体の健康を損なう恐れが出た場合は母体である妻を優先して中絶の考えでした。

妊娠から出産までとその後の子育てに於いて女性の大変さはしっかり調べたり傍で体感してみると理解出来ると思います。この時期の夫の姿勢がその後の夫婦関係に影響するという話や、意識の低い男性は子供が産まれた後でも大した改善は見られないでしょうから、夫への不満が延々と蓄積する主婦の気持ちも理解出来るところがありました。

僕の妻は専業主婦の立場で家事も最低限くらいでいいよとしています。妻は長所が色々とあるけれども一番は僕の相手を出来る事が貴重なのだと思った。一般的に難しいとされる多岐にわたる話題から小学生男子のような馬鹿ふざけまで 笑。


妊娠パンフレット
妊娠届けをした時に頂いた健診やサービス案内などのパンフレット。
結構な厚みがありましたね (=^@ω@^=)


児童憲章
母子手帳にあった児童憲章。建前ですね 笑。
母子手帳の表紙は自治体毎に違うみたいで、コレクターもいるみたいでビックリしました!


父親ハンドブック
父親ハンドブックはこんな感じで自治体ではなく東京都の発行になっています。何で父子手帳の名前にしなかったのだろう?(母子手帳も曰く話がありますね)大きさが母子手帳や手帳サイズの倍くらいあり、内ポケには入らず。
母子手帳と同じく、病院などの連絡先や簡単なメモを書き込むスペースも用意されていました。
妊婦さんへの気遣い、育児で気を付けること、家事分担の促し、先輩お父さんからのアドバイス、先輩お母さんから夫の嬉しかった点とこうして欲しかったという要望などが記載されていました。


妊娠内臓図
偶然見付けた海外の画像。左が妊娠1ヶ月で、右が9ヶ月ですね。
胎児の重さだけでなく内臓の圧迫がとても大変そうです。


妊娠写真
12週目で1回目の健診の時に撮影して頂いたもの。
12週だと40~65mmくらいに成長しているのが正常範囲みたいです。心音があった場合はまだ生きているので、そのまま進んだら未熟児になるのかな。染色体に異常があると成長過程で次の情報がエラーとなり成長が止まって亡くなってしまうみたいな仕組みらしいですね。


旧ブログにて2021年01月17日に記載していたもの

サポートよろしくにゃ(=^・▽・^)人(^・▽・^=)