見出し画像

読みました。 #メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間 @kazokudaira

発売時、僕のソーシャルフィードでも話題になりましたが、本日ようやく手にして、あっという間に読み終わりました。

こちらの書籍簡易レビューを。

#数時間で読了可能
#読むなら2018年中
#大企業な人ほど必読
#知り合いめっちゃでてる

#数時間で読了可能

先日読んだ、#ガクト本 よりは、内容(文字数)があるので、それ以上は時間かかりますが、あっという間に読めます。(ガクト本の内容が無い、という意味ではなくw)
テクニカルタームは皆無で、さくさく読めます。

#読むなら2018年中

2013年からの、この5年間のメルカリのグロースストーリーです。おそらく来年には、また違うステージになってしまっています。読むなら今年年内中に読むことをおすすめします。事実、この10月には、とある有名人がjoinしています。そのことは、この本には書かれていませんw

#大企業な人ほど必読

前職は500人ほど、現職30,000人ほどの会社、かつ、ベンチャー・スタートアップの世界とは、かけ離れた企業におりますが、今の(今後の)時代を作っている多くは、スタートアップ・ベンチャーになりつつあることを感じざるを得ません。(「大企業が悪い」とか「ベンチャーがいい」といった話ではなく。)自身の働き方を再考するきっかけにもなるかもしれません。

#知り合いめっちゃでてる

残念ながら僕は、山田進太郎さんとは直接の面識はないのですが、小泉さん、松本さん、原田さんなどは、とあるmeetupでお会いしたことがあり、彼らの思考回路を生で、垣間見たことがあります。

他にも、ナイアンティック川島さん、広報矢嶋さん、社長室唐澤さんなど、随所に知人の名前が連なります。

(「知り合い」というのは、言葉のあや、で、「先方が僕のことを知っているか?」というのは、ここでは想定しないことにしますw)

個人的には、メルカリには、実はこの書籍にはでていないけど、実務のスーパーマン・スタープレイヤーがもっといて、その方々の功績が大きいとも思っています。一例は、こちらの方々。(いしぐろさんとは、前職時代に超お世話になりました。)

(こちらの樫田さんとは2014年に、彼が、とあるベンチャーにいらっしゃる時にお会いしており、twitterで再会しました。最近、彼のnoteも有名ですね。)

と、いうことで、どこを見渡しても、スーパースターな企業。ユニコーンが、ユニコーンたる理由は、ここなんだなぁ、と、思いました。

ミッションとバリュー

ミッション
新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る
バリュー
Go Bold 大胆にやろう
All for One 全ては成功のために
Be Professional プロフェッショナルであれ

この書籍でも当然でてきますが、「ミッション・バリュー」のくだり。レガシー企業でいえば、企業理念や社是。僕もよく社外セミナーでお伝えしているのですが、「迷ったら、立ち返る」のが、この拠り所。

おそらく、メルカリの社員は、全員がこのミッションとバリューを言えます。(みなさんは、自社のミッションやバリューを空で言えますか?)

ということで、自己啓発でもなく、マーケの教科書でもありませんが、最新の時代を作る企業を余すこと無く知れる良書でした。

市場規模

「取引流通額」の話題。
パルコのテナント売上規模は、僕が在籍していた時で全国19店舗2700億ほどでした。これは、パルコの全テナントの売上高の合計値です(細かい会計上の説明はここでは割愛します)。

なにが言いたいのか、といいますと、1969年創業50年のパルコに対し、メルカリは5年で、3000億規模の流通額を創造するプラットフォーマーになったのです。(B2C、C2Cというビジネスモデルの違いはあれど。)

(↑の資料をみていただくとわかるのですが、2017年からIFRSに移行し、真の売上高、つまり、表面上の取扱流通額=売上高 ではなく、「テナント家賃」が売上高(営業収益)としてIR的に公表されるようになりました。目減りしているのはそのためです。)

余談

こちらの著者さんもマメだなぁ、、と。先のtweetしたら、さっそくフォローいただきました。(ありがとうございます。)

僕もいつか日経さんに取材されるくらいなサラリーマンになろうと思います。(まずはニートを脱出しなければ。)

この記事が参加している募集

推薦図書

サポートポチしていただけると、かなり嬉しみの極みです。