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シングルファザー として生きる:10か条(その6)地域活動に参加することは、子ども達と自分が見守られて生きていく環境整備である

こんにちは。今回は前回に引き続き私の経験を基にし、今現在シングルファザー として生きる。または、これからシングルファザー として生きる事実を迎える方々へ

私なりのアドバイスを10か条として、提案して行きたいと思います。

※前回分:
①父子家庭のライフスタイル作りは「自分らしく生きていく自分を許す」事から始まる
https://note.mu/single_father/n/n69e3f049302c

②自立とは上手に人の力を借りながら生きる事である。
https://note.mu/single_father/n/nbcb55a4da892

③その「正しい」は「優しい」とイコールであるかを自らに問い続けよ
https://note.mu/single_father/n/n6ee0f35e2592?creator_urlname=single_father

④相談とは「◯◯で困っている。一緒に考えて欲しい」と話すことから始まる
https://note.mu/single_father/n/n2ecdaa2dc681

⑤父親業を1人ですることが父子家庭なのではなく、親業を1人で行うのが「ひとり親」家庭
https://note.mu/single_father/n/nb4aea8855628

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(1)地域活動に参加することは、子ども達と自分が見守られて生きていく環境整備である


※今回の文末である程度、書いてしまったのでNPOや当事者団体との関わりについて

地域活動についての重要性については前回書いてしまったので、今回は少し広げて当事者団体が行う、任意団体・NPO法人・財団法人・公益財団法人等の外部組織について書いてみたいと思います。

とは言え、組織名で書いてもピンとこないと思うので事業名で書いてみますね。

◇事業名ですが、例えば、学習支援、子ども食堂、余暇支援、就労支援、職業支援、居場所作り、住居支援、保育事業、相談支援、セミナー事業、セミナー事業、政策提言
※詳細は:インターネットで「ひとり親家庭支援 ○○事業」で検索してみてくださいね。

これだけの事業がボランティアの下支えの元、委託事業や助成金を受けて行われています。しかし、おそらく多くのひとり親家庭の皆さんには届いていないのではないでしょうか?

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(2)当事者と当事者団体及び外部組織と繋がることで更に世界が広がっていく

実は今、当事者団体に大きな問題が立ちふさがっています。それは、当事者(父子・母子家庭の養育者と子)に情報が届かない、または会員数が増えないという現象です。

ひとり親家庭支援組織で最古の組織である全母子協にいたっては高齢化が進み機能不全に陥っている状況があります。そしてその組織に自民党の議連がある。

そりゃ。当事者の声が届きにくい訳だわ!!って話なんです。

「会員数が増えない」ということはメリットが見えないということなのだと思います。
または「情報が届かない」ということは組織の予算上の問題とも言えるでしょう。

最近、ひとり親家庭の貧困は2人に1人と言われ社会問題となっています。
更に貧困層は二人親世帯にも存在する事が分かってきていて、既存のひとり親家庭支援制度では、カバーしきれず「食糧支援・子ども食堂・学習支援・居場所支援事業」等がボランティアレベルから始まり、現在では助成金をだす自治体も出てきました。

それは何故か?戦後に出来上がった「ひとり親家庭支援施策」は時代に合わせてアップデートされないまま現在まで存在しているという点に他ならないのです。


では、何故そうなってしまったか?

過去、大きな票田であり、社会問題となった戦争未亡人達が作り出した全母子協が組織衰退一途を辿っていったからです。大きな問題は行政の天下り先になっている事、そして営利事業により自立した組織運営体制の構築に努力してこなかった事でしょう。

あと20年もすれば世代交代の時期がくるかもしれません。
しかし、もうまってられないギリギリの状況です。

そのため現状、一部のNPO・財団法人(私も含め)が政策提言活動を継続することにより、何とか現在のサービスの維持で食い止めている状況なのです。しかも、ほぼボランティアでですよ。

ありえます??こんなん??

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(3)組織に属する意味と結果・・そして社会が変わっていく。

正直、組織に所属することに抵抗感を感じる方も少なくないでしょう。
人間関係の面倒さや時間的な拘束もあるかもしれません。

ただ子ども会やPTAと同列に考えてもらいたいのです。
更に、その一歩は社会変革に繋がっていく一歩になりうるのです。
幽霊会員でも正直良いんです。

出来る事を取り組めば良い。
そんなスタンスで楽しめるイベントは参加し、そうでないところでは出来る事だけ、お手伝いをする。結果、ひとり親家庭支援組織の票田を全国的にジワジワ増やしていこう!

まぁ。そんな悪巧みに一票くださる方は下記、組織体へご一報を!

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(4)私とつながっている組織一覧です。
※もし宜しければ、ご協力・ご参加頂けたら幸いです。

(繋がり団体一覧)
全国父子家庭支援ネットワーク
(繋がり団体一覧)
 ※父子家庭当事者が各々軸をもって取り組んでいる団体一覧

北海道:シングルパパ支援ネットワーク『えぞ父子ネット』
https://ezofushinet.jimdo.com/
宮城県:宮城県父子の会・全国父子家庭支援ネットワーク:代表理事:村上 吉宣
https://blogs.yahoo.co.jp/mpdcc878
山形県:父子家庭サークル フルお父さん
http://yamagata-np.jp/kosodate/circle/circle35.html
埼玉県所沢市:子ども地域ネットワーク 所沢・所沢学童保護者会連絡協議会
埼玉県:NPO法人新座子育て支援ネットワーク
http://www.ccn.niiza-ksdt.com/
埼玉県:特定非営利活動法人グリーンパパプロジェクト
https://www.tobokyou.net/
練馬区:練馬区ひとり親福祉連合会 会長
http://nerima-hitorioya.jp/rengoukai/
東京都:NPO法人 シングルマザーズ・フォーラム
http://www.single-mama.com/
東京都:NPO法人 Wink
http://www.singlemother.co.jp/
大阪府:ひとり親支援サークル エスクル
http://skuru.strikingly.com/
大阪府:しんぐる ふれんず
https://www.c-sqr.net/c/cs28444/
静岡県:浜松市:NPO法人サステナブルネット
http://green-father.sakura.ne.jp/
愛知県:NPO法人 愛知シンパパ・ママの会
http://hitorioya.net/
山梨県:ひとり親家庭自立支援センター ひとり親ネット
http://hitorioyanet.com/top/
長野県:小林 重太郎:子ども食堂・マザレスお嬢
https://motherless-oj.jimdo.com/
京都府:NPO法人京都いえのこと勉強会
https://www.kyoto-ienokoto.jp/
・城陽市父子会
http://www.kyoshakyo.or.jp/fusinokai/post.html
・京丹後市父子会
http://www.kyoshakyo.or.jp/fusinokai/post_4.html
・舞鶴父子福祉会
http://www.kyoshakyo.or.jp/fusinokai/post_3.html
・宮津市父子福祉会
http://www.kyoshakyo.or.jp/fusinokai/post_2.html
・福知山父子福祉会
http://www.kyoshakyo.or.jp/fusinokai/post_1.html
・綾部父子福祉会
http://www.kyoshakyo.or.jp/fusinokai/post.html
・亀岡市FCNクラブ
http://www.kyoshakyo.or.jp/fusinokai/fcn.html
広島県:NPO法人 父子家庭サポートネット ひろしま
https://fusisapo.jimdo.com/
香川県:たかまつひとり親家庭サポートネット
http://takamatsu-rakko.net/single/
※その他
キッズドア
http://www.kidsdoor.net/ ※各支部あり
ファザーリングジャパン ※各支部あり
http://fathering.jp/
マザーリングジャパン
http://www.motherlink-japan.org/
アスイク
https://asuiku.org/
公益財団法人 子どもの貧困対策センター あすのば
https://www.usnova.org/



※他にも「ひとり親家庭 支援団体 ○○市」等でけんさくしてみてくださいませ。
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さて次回のシングルファザーとして生きるですが

⑦制度利用(生活保護、障害者手帳、貸付金事業の利用、児童相談所のショートステイ」を利用する事は「マイナスな選択ではない」ただの制度活用である。

です。


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