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教室環境で子どもは変わる!

教室の環境は整理整頓から

教室環境は子どもが良くも悪くもなる大きな原因の一つです。
室内の乱れは心の乱れです。

分かっているけどなかなかできない整理整頓。
でも、これが結構大切なのです。
いろいろな学級を見てきましたし、自分自身の経験からも確信していることの一つです。

新年度当初に、何をどこに置くか、どの向きでどのように置くかを決めておき、子どもたちにしっかりと指導することをオススメします。

置く場所・置く向きを決める

・机の並べ方
・ランドセルの向き
・体育館シューズ
・算数セット
・絵の具セット
・習字セット
・鍵盤ハーモニカ
・リコーダー
・粘土・粘土板
・探検バッグ
・お泊まりボックス(後で説明します) など

学年によって違ってきますが、学校に置くものはいろいろあります。
教室内の後ろの棚・横の棚・廊下を見渡して
どこに何を置いたらよいか決めましょう。
ランドセルや鍵盤ハーモニカなどは置く向きも統一します。

*机の横にかけるものは極力減らすことをオススメします。
雑然として見えます。

お泊まりボックス

ランドセルが重いことが問題になった頃から使っていました。
持ち帰らなくてもよい教科書やノートなどを入れておくボックスです。
家で必要なものは宿題等自宅学習に使うものです。
その日、家で使わないものは学校に置いておきます。
100均で買えます。

<ずっと使っていく場合>
自費がかかりますが、一度買って番号シールを貼れば毎年使えます。
私はこのパターンでした。
毎年、30人分ほどのボックスを買って学校に運ぶだけでも大変ですので。

<毎年準備する場合>
学級費で買い、3月には子どもたちに返します。
学校全体で共通理解できれば、1年生から6年生まで使って
最後に返すというやり方もできますね。

教室の前面は

特に 教室の前面は子どもたちからは授業中も常に見えます。
そこが散らかっていると子どもたちは落ち着きません。
前面に置く教師用教科書類やプリント・テスト等は
きれいに整えておきます。

靴箱も重要!

高学年でも大事にしたいところがくつ箱です。
靴のかかとを手前に揃えて置きます。
きちんとできている学級は落ち着いています。
逆に乱れている学級は靴の入れ方もよくないです。

最初のうちにしっかりと指導し見届けます。
見届けるのは一手間かかりますが、
最初の数ヶ月でしっかりと指導しておくと後が楽です!

トイレのスリッパも!

靴箱と同様にトイレのスリッパもきちんと並べるように指導します。
次の人が使いやすいことを考えて並べます。

口で言うだけではダメです。
現場指導や
写真に撮って見せるなどの工夫が必要です。

整理整頓は学級経営の基盤

整理整頓でクラスの雰囲気が変わります。
教室の空気が変わります。
整理整頓は学級経営の基盤です。

年度当初の指導が重要です!


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