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海外観光客向け都道府県観光ガイド

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外国人観光客のみなさん、ニッポン観光の前にこちらのシリーズをお読みのうえ、ニッポンを楽しんで行ってください。
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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第二十一回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第二十一回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。

みなさん温泉はお好きでしょうか。私は大の温泉好きで、仕事の合間あいまによく温泉地へ出かけるのが趣味なのです。
温かい湯に浸かり、全てを無にして心と体の疲れを癒すひととき。ニッポンを代表する癒しの空間、温泉は全国各地に存在し、ニッポン国民、そして訪れる外国人の憩いの場として活況を呈しています。

そんなニッポンの温泉地の中

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(特別回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(特別回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。

特別回と銘打った今回は、以前ご紹介しました某県(リンク先あり)の北地域について、食に関する興味深い取り組みが行われている事例をご紹介しようと思います。
なお、ご訪問の際は先に挙げましたリンク先から某県についての諸注意を十分にご理解された上で、各自の責任において旅行を楽しまれることを推奨致します。また、目的県の名称について

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第二十回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第二十回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。

結婚式の定番ソングのこの歌、海外の皆さんには馴染みのない曲だとは思いますが、ニッポンの結婚式ではこの曲が新郎新婦の友人による合唱で歌われることが多く、世代を問わず人気を博している歌です。
実はこの曲は実在の県をモデルに作詞作曲されており、今回取り上げる県がその舞台となっているのです。

連載第二十回は、とある夫婦の新婚旅

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十九回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十九回)

世界の皆さん!こんにちは!元気ですかーッ!?
私は!ニッポン在住のフーッフーッ旅行ライター!日比野! 心労です!フーッフーッ

春!新生活!慣れない日々に気温の変化!メンタル、やられてませんか!?そんな皆さんにフーッフーッとっておきの観光地があ、
ありまあああす!!!
落ち込んだ気分も一発でアガる!沸き立つ元気!漲るチカラ!今回ご紹介する県はそこに行くだけで元気をたくさんたくさぁぁぁぁん貰える素晴

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十八回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十八回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。

私が今回ご紹介する地に旅行したときに作った短歌です。慣れない形式の文を紡ぐのは気恥ずかしいものですね。ですが、当地の山と空の青さは本当に格別でした。
急に短歌を詠んでどうしたのかと思われる読者の方もおられるかもしれませんが、今回の観光ガイドはまさに詩歌が重要な旅の要素になってきます。
第十八回は「詩歌山県(しかやまけん)

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十七回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十七回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。
今回は、連載初の試みであります「観光ツアー」に潜入したレポを中心にガイドを記していこうと思います。
対象県は「高鳥県」です。

第十七回 高鳥県[たかとりけん]
(観光難易度:4【難】)

・高鳥県不動産見学ツアー

先日、私の友人であり日本の建築会社社長である「ペギ山 凛太郎」氏が自宅に遊びに来た際、私にとある旅行ツアー

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十六回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十六回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。
今回は昔話からお読みください。

今回は、この昔話の精神が現代でも息づく「gift県」の観光についてご紹介と注意点を記していきます。

第十六回 gift県[ぎふとけん]
(観光難易度:3【やや難】)

・gift県の名称の由来

まず読者の皆様におかれては、いささか奇妙なこの県名について説明しておかねばなりません。英語+

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十五回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十五回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。
まず、今回紹介いたします「桃山県」のとある出来事に関する下記新聞よりの引用抜粋をご一読ください。

かつて栄華を誇ったピーチマンランド。もはやこの記事を書いている今となっては思い出でしかありませんが、今回はこのテーマパークに関する観光ガイドを記して行こうと思います。

第十五回 桃山県[ももやまけん](観光難易度:2【やや

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十四回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十四回)

「世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です……か。心労くんも板についてきたものだわね。」
そう呟くとあたしの目の前で電車を待つ姿勢の良いマダムは、高そうな腕時計をチラリと見ながら軽いため息をついた。吐く息が白い。冬の赤森県は寒さが厳しい。それが晴天の早朝ともなれば尚更だ。
「アイツのこと、昔からご存知なんですか。」
あたしは170cmある自分の身長と同じ目線のマダム

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十三回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十三回)

『世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。』

書き出しは必ずこう書くように、と、心労に言われていたので書いた。読者のみんな、元気か。こっちはいま大変なことになってる。

申し遅れた。あたしは田島アスミ。日比野心労はあたしのパートナーだ。書くのは慣れてないんで、口述筆記っての?を使ってるから、ところどころ変な文章なのは勘弁してくれよな。そうそう、確か前の連載でもあ

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十二回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十二回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。

今回は、ニッポン海に面した北陸地方の重要県「楯山県」についてガイドを記していきます。

第十二回 楯山県(たてやまけん)
(観光難易度:2【やや易】)

・楯山県県歌斉唱(一番)

朝日に 聳える 蒼い山
スーパー ロボット 楯山壱號

無敵の力は 平和のために
護る心で チューリップ・オン!

殴れ 最強 楯山パンチ

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十一回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十一回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。
第十一回の今回は、null潟県をご紹介させて頂きます。

第十一回 null潟県(ヌルガタケン)
(観光難易度:不明)

・はじめに

まず最初にこちらの画像をご覧下さい。

これは、今回が連載初の掲載となります「ニッポン」の全国地図です。

・おわりに

上記の地図上に現在null潟県という県は存在しません。
また、nu

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第十回)

世界の連中、元気かい。こっちも元気だ、心配すんな。
俺はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労だ。
早いもんで、もう連載十回か。今回はニッポン第二の人口を抱えるタフな街[シティ]、大堅府を紹介する回だ。
明日に迷える疲れた顔の連中が行き交う大堅市。その中で、人が希望を失わない街がある。
「深世界」。大堅市難異和区(なにわく、と読む)の1区画に位置するこの街は、様々な人間の集まる街だ。聖人・凡人・

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海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第九回)

海外観光客向け〈オルタナティヴ・ニッポン〉都道府県観光ガイド(第九回)

世界の皆さんこんにちは。私はニッポン在住の旅行ライター、日比野 心労です。
第九回の今回は、前回に引き続き、日記形式でニッポンの誇る名峰「不死山」を紹介させて頂きます。

第九回 病無至県 (不死山登山後編)
 (観光難易度:5【困難】)

【承前】
登山ルートの左側から高台に抜け、射角を確保したコウジと私達は、ありったけの火力でゴミラを撃ちまくった。射線からハイジャンプで回避したサカイも加わって

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