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わかるようでわからぬが実はシンプルかもしれないインクルージョン

・仕事が人事関係でして、新卒採用・研修・労務・安全・評価・ダイバーシティ・制度設計といろいろ経験をしてきました。

・その中で、最近「ダイバーシティって結構好きだったな」と思い返していまして。

・ダイバーシティといってもお台場ではないです。ガンダムはいない方です。Zepp閉まっちゃったねじゃなくて。多様性の方のダイバーシティです。

・私の会社ではダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの頭文字をとってDE&Iと呼んでいました。

・ダイバーシティというと、日本では経済や政治の構造上の課題から、女性活躍推進が割と前面に出やすいです。

・でも個人的には、「包摂」とか「受容」とか訳されるインクルージョンの方が好きで、このマインドを個人が持つことで人と人が互いを尊重し、ニュートラルに向き合い、みんなご機嫌になり、世界は愛に溢れ、サンボマスターがまた熱く歌うようになると思っています。

・過去に仕事としてDE&I推進をしていた頃からインクルージョンが大事だよね、と思っていたのですが、「受容」という概念をざっくりとしか理解していなかったかもなぁと思う出来事がありました。

・コーチングについて調べていたところ、受容とは「相手の言葉や感情を自分の価値観で批判したり評価したりせず、そのまま、ありのまま受け取ること」とありました。

・これを見た時に、「うわっなるほどな!!」とめちゃくちゃ合点がいきまして。雷が脳天からお尻に抜けた感覚があり、姿勢も少し良くなりました。

・吾輩は傾聴ができるインクルーシブな人間である。と思っていたのですが、この定義を知ってから自分の会話を点検してみるとまぁ判断を下しているなと。

・ネガティブなことを言っているわけじゃないのですが、自分の価値観に合致する内容だと「わかるわー」と共感して、合わない内容だと「こうじゃない?」と別の視点を提供するという名目で自分の価値観ベースで話をしたり。

・最終的な返しはそれで良いかもしれないけど、前述した意味での受容を踏んでいなかったなーと。

・特に家族との会話はそうなりがちで、保育園行く時にぐずるこどもに「早く準備して出かけないと保育園遅れちゃうよ」とか。

・親の事情は一旦置いておいて、ぐずっている背景とか、本人の気持ちとかをまずは判断なしに聞いてみることが大事なんだろうなと思い、ここ2週間くらい実践している次第。

・そうすると不思議なもんで、ご飯の時間だったり保育園の時間に向けてちゃんと終わるんですよね。

・こちらのストレスも減るし、このスタンスは継続してみようと思います。

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