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コーチが自分で作り昼食を提供する理由

夏休みの昼食、大変ですよね。
私が子どもの頃は、何の知識もなく、具なしそうめんや今でこそアレンジレシピとして定番なサッポロ一番の冷やし麺を自分で作って食べてました。
給食が充実している越谷は特に、学校がある人そうでない日の差を感じると思います。

やった方がいいことはたくさんあるけれど

食育という言葉がメジャーになり、検索すれば情報はたくさんでてきます。栄養士さんを呼んで保護者向け講習会をやったり、メーカー主催の講習会をやってサプリメントやプロテインを勧めたりするクラブもありますね。「ご家庭でもご協力お願いします」大抵はここまで。
3食バランスよく、飽きないように。
やった方がいいことはたくさんあるけれど、言うは易く行うは難し。作る人にとっては本当に大変な作業です。実際にやっている人はわかると思いますが、コンビニ弁当や冷凍食品で済ますことも手抜きだと責めることは出来ません。なので朝と夜は頑張ってもらって、練習のある日の昼ぐらいはクラブで用意しよう、というのが始まりです。

良い食事の基準

せっかく提供するのだから予算の範囲で良いものを。といっても「良い食事」とは何だろうと考え、ポイントを以下の3つに決めました。

・自然なものを使う
・摂取量よりも吸収を大事にする
・脳にいい食事

ひとつめのは、何で出来ているかわからないものは口にしない、ということです。海の生き物がうっかりプラスチック片を食べてしまうのと同じように、私たちも無意識のうちに添加物や農薬などを口にしています。完全除去とはいかないまでも、有機野菜など可能な限り使うということです。

ふたつめは、吸収する場所を意識したものにするということです。一般的に表示されているカロリーや栄養は口から摂取する量です。では栄養が吸収される場所はというと、、腸ですね。栄養は腸の壁から体内に吸収されるので、そこが汚れていては上手く吸収されません。なので、食物繊維の量を大切にします。ちなみに腸については長沼敬憲さんの『腸脳力』『実践腸脳力』を参考にしています。

最後は脳にいい食事。からだと同じくらい脳も発達する時期。そのために必要なビタミンやミネラル、ファイトケミカルなどの微量栄養素を摂り入れます。短期間でどれだけ効果が出るかはわかりませんが、みそ汁に混ぜるだけなので試してみたいと思います。これについては『吉田俊道ブログ 菌ちゃんありがとう⇒https://kinchangenki.hatenablog.com/』を参考にしました。

とりあえずやってみます

いずれにしても、我々が育った時のような、山盛りどんぶり飯の時代は終わりました。こちらはいろいろ考えて用意しますが、ご家庭では「用意しなくて済むから楽ね~」でOK。子どもたちも「おいしい!」だけでOKです。夏休み前に計った体重と体脂肪にどれだけ変化が出るか楽しみにしましょう。

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