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小話:消防団

はてさてこの題名でネタを書こうと思ったのはたまたま、消防団が消防機械の操法訓練の大会をやっているのを目にしたからである。

今まで何気なく暮らしていたなかで親が転勤族、私自身も自衛官として生きてきた人生の中で全く接点のない組織である「消防団」。

消防署と何が違うのかもよくわからず、近所の消防団募集のポスターも一瞥して通りすぎるだけ。

どうも話しかけてくれた消防団の人に話を聞いて見ると、普段仕事をしていて近所で火事があったときに消防隊がくるまでの間、初期消火を実施する組織であることがわかった。

なるほど確かに火事は被害が拡大しやすい災害であることを考えると自分の町を守るための自助共助が必要になるのは自明である。

半分ボランティア(微々たる手当)で町を守るという組織は町の人間関係の繋がりをつくる。

今、社会的に問題となっている孤立・孤独問題の解決の糸口になるように感じた一日でした。

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