見出し画像

小話:世代の壁

たまたまの成り行きで新卒の社員と食事をする機会があった。

なんで入社した動機とかを聞いてみると、意外と明確な理由がある。

自分がこの歳のころに明確なビジョンを持って職に就いた記憶がない。
話を聞いているうちにこちらが恥ずかしくなるくらいだ。

惰性で自衛隊に入り、日々生きていくだけで必死でビジョンなど考えたことがない。

そこで私が帰り道に思ったことは、

今の日本には明確なビジョンを持たせなければならないほど日本の未来ははっきりしていない

ということです。
漠然とした不安が社会に蔓延しているからこそ、若者は明確なビジョンを今の時点で持たざるを得ないし、持たないと生きていけない。

私自身が若かったときに甘ちゃんだったことは否定しないが、若者にリアリストが多いと夢がないということは問題である。

日本が夢を見ることができない国になっていることは事実なのだろう。

一私見なので悪しからず。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?