電話が苦手。なぜ?考えてみた。
電話がかかってきたら心臓がドキドキしますか?
「スマホから急に「♪〜」と流れると・揺れるとびっくりする」
「家の固定電話から突然の着信音…辛い…」
こういう方は多いと思います。
自分も同じく電話がかかってくるとびっくりします。
めったにかかってこないのに急にやってくる嫌なやつです。
しかし、「どうして?」となるのが自分。
自閉スペクトラム症の一片、「物事の深掘り」が発動しました。
他人に説明する際、
ただ「電話は苦手です」と伝えるよりも
「電話が苦手です。こういうエピソードが有りまして…」と
具体的に・物語性があるように話せば
配慮してもらえる可能性がぐっと高まります。
就職を目指す多くの方にとってはこの話題に対して、
言語化は不可避ですね。
『自分が』電話が苦手な理由
今回はあくまで「自分自身の」電話が苦手な理由を綴っていきます。
あなたと共通しているものもあれば異なる点もあるでしょう。
その際はコメントにて教えてくださると幸いです。
自分が電話が苦手な理由は以下のとおりです。
電話の「電子音」が苦手
相手の表情が分からない
伝えたことが伝わらない / 相手の情報が伝わってこない
それぞれ見ていきます。
電話の「電子音」が苦手
電話は声を電子音に変えて成立しています。
電話はインターネット上にある動画・音楽とは異なる
独特な電子音が伝わってくると思います。
雑音・ノイズ的なこと、でしょうか。
その独特な音が苦手です。
似たような音にはこれらが該当するでしょうか。
黒板を爪でこする音
金属同士が擦れ合う音 など
他とは一線を画す脳をかき乱される音ですね…
相手の表情が分からない
電話では相手の顔は見えません。
(LINE通話やZoomなどでは可能ですが、電子音が苦手な場合が多いです)
相手の表情が分からない。
つまり声だけで全てを察しろ、なんて無理なことです。
限られた情報だけでは伝わらないことがあります。
メラビアンの法則をご存知でしょうか?
この法則から「見た目が9割」と言われてもおかしくありません。
伝えたことが伝わらない / 相手の情報が伝わってこない
上記の「相手の表情がわからない」に通ずるところがありますが、
なんだか自分の話している内容が伝わない、
相手の話していることがわからない・理解できないことがあります。
直接会話しているなら
相手の表情・声の大きさ・声のトーン・動きを見れば大方理解できます。
しかし電話上では声だけでの判断を迫られます。
声だけで会話を理解できないのであれば電話での会話は無理があります。
電話が苦手な人が得意なこと
ここまで挙げた「電話が苦手な理由」をひっくり返すと
あなたの本当に好きなことが見えてきます。
相手と直接、顔を合わせて話したい
相手の情報を声だけでなく表情・動き・声色など、
色んな要素をひっくるめて話がしたい、ということです。
『その人の声帯から発せられる声が好き』
『顔がタイプ、ずっと話していられる』
これなら Face to Face で話したほうが自分自身が楽ですよね。
電話が苦手な方の選択肢
電話が苦手な方は下記の選択があります。
どうしても「対面で」会話したい旨を伝える
メールでのやり取りの意向を伝える
電話でのやり取りを避ける / 「電話はかけないで」と伝えておく
対面で会話したい場合はあなた自身のエピソードを添えましょう。
メールは文字だけなためシンプルです。
自分は就労移行支援事業所ではメールでやり取りしています。
(現在はお休みする時以外は利用していません)
友達・家族などには「苦手だからLINEで教えて」と伝えましょう。
苦手なら避けていい
苦手なことは無理せず回避しましょう。
無理して心を消耗してしまったら自分が困ってしまいます。
一工夫をして考えながら行動しながら乗り越えていきましょう。
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