『障害者』にとって「働く」ってなんだろう?

人が動いて働く?

「働く」って何なのでしょうか?

それについて、深く考えたことはあるでしょうか?

1日、半日、1時間…深堀りしたことはありますか?


自分はふと、『働くって何なのだろうか?』と
深く考えています。

物事を深く考えることは
自閉スペクトラム症の1つの特性
と言えます。

それでは「障害者にとって働くってなんだろう?」と
考えるわけです。



自分にとって「働く」とは?

自分の「働く」について、考えは以下の通りです。

  • お金のため

  • 誰かのために/役に立ちたい

  • 両親から独立するため

1つずつ掘り下げます。


お金のため

世間一般の多くの人はこれに該当するのではないのでしょうか。

より上流の理由に行くと「生活するため/生きるため」です。

確かに、自分は今実家で生活しており
生活費の殆どは両親の負担です。

両親の立場をみると、
「働かなければ生きていけない」という意識があるのでしょう。
(あくまで推測です)


誰かのために/役に立ちたい

自分の根底にある考えはこれです。


経緯は、大学時代に参加したオープンキャンパスのスタッフです。

大学は「勉強のために行く」と心から決めていた自分は
アルバイトには一切興味がありませんでした。

当時は優秀な学生だったため、
学生課の方から「オープンキャンパスのお手伝いしない?」ということで
快諾しました。

1日2000円(だったかな?)
昼食付きで高校生・保護者を案内する・相談に乗るなど、
今考えれば超低時給ですが。

その時考えたのは
優先したのはお金よりも経験すること
、でした。

普段接しない方たちと会話を交わすことは
大学内・アルバイトをしない自分にとっては最高の場でした。

結局、2・3回ほど参加して
様々な立場の方と交流することができました。

『いいなぁ…誰かのためになるって。
 これからもこうやって誰かのために役に立ちたいな』

誰か、とは身近にいる人でもあれば
一生出会うことがないであろう人も含みます。

『人は一人では生きることはできない。
 誰かが生きているからこそ自分は生きていられる』

こう思って、毎日就労移行支援を利用しています。


両親から独立するため

こちらは先日、記事にて書きました。

家族と時間をともにしたくない、という
自分勝手な理由ですが。

一つは心理的な面ですが、もうひとつあります。

それが「経済的な独立」です。


「経済的独立」は冒頭の「お金のため」と被りますが、
自分ひとりの力で生きていきたい、という思いです。

幸い、自分は他人の介助なく生活することが可能です。

なら挑戦する、という点からも可能ではないかと考えています。

当然、これから挑むことになりますが
1つ1つ、少しずつ慣れていこうと考えています。



以上、いかがだったでしょうか?

これらは障害者である自分の意見であり、
あなたにとっての正解ではありません。

いや、この記事を読んでくださっているあなた自身にも
「働くとは?」に対する答えが必ずあるはずです。

『日々の忙しさに忙殺されて、休むことで精一杯…』
『そういえば考えたことなかったな…』

そんなあなたはまずは1時間、
自分と向き合って「働くってなんだろう?」と
考えてみてはいかがでしょうか。



今日の「働くってなんだろう?」のあなたの回答は
コメントにてお待ちしております。

参考にさせていただきます。

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