記事一覧

DiMARZIO Steve’s Specialについて

 いきなりではあるが、全てにおいて完璧な人間が存在しないのと同様にエレクトリックギター用…

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ギターケーブルの実力派 ORB J7 Pro

 2023年現在ではオーブ(ORB)の製品は家電店の、とりわけオーディオ機器売場で見かけた…

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「ハイゲイン」ピックアップ~SEYMOUR DUNCAN BlackoutsとDiMARZIO X2N

今回は世に言うところのハイゲイン系ピックアップ(pickup、以下PU)について、その代表格のモ…

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ピックアップとテクノロジー‐DiMARZIO The Tone Zone

前回の記事でいわゆるハイゲイン系ピックアップ(pickup、以下PU)を採り上げたが、今回はその…

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GIBSONギターでGRETSCHのトーンという選択

 ギブソン(GIBSON)のエレクトリックギターのサウンドは皆さんもどこかで聴いたことがおあり…

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ジェフ・ベックの選んだ音③ ピックアップ

 前回までの3回の投稿でエレクトリックギター用ピックアップの内蔵マグネットについて触れた…

GIBSON Burstbucker type1~type3の実力を改めて

 今回はギブソン(GIBSON)のリプレイスメント・ピックアップ(以下PU)のバーストバッカー(以下BB)を採りあげたいと思う。  2022年の現在ではそれほど目新しい印象の無いBBだが、歴史をたどっていくと非常に重要な役割を果たしたことが分かるし、そのキャラクターを把握したうえでギターに搭載すれば、サウンドに大幅な変化をもたらすことが期待できる、掛け値無しの傑作だといえるからだ。   ☆  とはいえ、BBまでたどり着くのにかなり長い前置きが必要になるのでご容赦いただき

ガチのブリッジ GOTOH 510FB

 最初にこの画像を見ていただきたい。  主にギブソンのギターに多く用いられる、トグルスイ…

新たなる実力派 SCHALLER M6 90

 以前にシャーラー(SCHALLER)社のマシンヘッドM6 Vintageについて投稿したことがあった。 …

プラグはプラグ それゆえ重要

 いきなりの引用で恐縮だが、1971年発行の釣り紀行にある開高健の表現である。  196…

エレクトリックギター用にギターケーブルを選ぶということ

 モンスターケーブル(MONSTER CABLE)が2000年代初頭に引き起こした「ハイエンド」「プ…

Stratピックアップを選べといわれれば

 今回もエレクトリックギター用ピックアップ(以下PU)のハナシである。  ギブソンのレスポ…

ストラトをnoiselessに鳴らすということ

 楽器屋の店員として働いたことがあれば、回数の差はあれフェンダーのストラトキャスターの系…

Lace Sensorを鳴らす覚悟はあるか

 レイスセンサー(以下LS)と聞いて、かつてのエリック・クラプトンおよびジェフ・ベックのシグニチュアモデルが思い浮かぶ方はまだいらっしゃると思う。   しかし、LSのことを「アクティヴ」‐電池駆動のプリアンプを内蔵したピックアップ(以下PU)だと信じている方も、意外なほどいらっしゃるものと思う。  LSはパッシヴである。電池駆動の回路を通さなくても普通のエレクトリックギター用アンプから音が出る。 誤解の原因はふたつあると思う。  ひとつはEMGとの混同だ。多くのモデ