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没頭するということ。

「きっと疲れが溜っているのですよ」
と言われても、
僕には全く自覚がないのであった。

2週間前、背中の肩甲骨の右側に痛みあり。その後、かゆみに変わり、鏡を見ると、
赤い発疹が数個、横一列に生じていた。

皮膚科に行くと帯状疱疹だと言う。
ドクターは「この原因はストレス」だと。
飲み薬を処方して頂いた。
会社の産業医に報告したところ
「疲れが溜っているのですよ」と即断された。

ストレス、疲れ。
自分では自覚がない。
重労働が続いたわけでもなく、
睡眠は、質はともかく、
時間だけは確保出来ているし、
食欲もある。

さして心当たりはない。
あるとすれば読書欲が沸かなかったこと。
我が身を振り返れば、
読書欲のあるとき
体調を崩したことはない。

そこでよくよく考えた。

仕事に没頭している人、
何かに懸命に打ち込んでいる人、
例えば、大きな試合前のスポーツ選手は
目標や悲願の達成のため、
時間を惜しみながら猛烈に練習に励む。
その時、体調を崩したり、ストレスが
溜ったりすることはあまりだろうと。

人は好きなことをするとき、
好きな映画を何本も観る
TVゲームに何時間も没頭する
寝るのを忘れて愛読書を堪能する、
そんなとき、疲れやストレスは
溜っていないのではないかと思う。

何かのトラブル処理に追われ
解決に向け火消しに打ち込んでいるとき
体調を崩す可能性は低いと思う。
要は、僕は今のんき、平和なのだ。

季節の移り目。
年度変わりの節目。

ストレスや疲労が溜っていたのではない。
免疫力が異常に低下していたのでもない。

これは僕のエアポケット。
いや、怠けである。
気を張っていないとき
風邪をひくのと同じだ。

トラブルはないほうが良いけど、
ここのところ、
何かに夢中になっていない僕を
一番良く知っているのは僕なのだ。
手帳のスケール欄と
予備欄の余白も目立つ。

帯状疱疹の薬を一週間分飲み切り、
今週火曜に再診を受けたところ、
完治していた……。

……今、僕はnoteの皆さんからの刺激で、
書く意欲が増しております。
再び創作に没頭し始めています。
心のエンジンの高鳴り。
わくわくの春到来。

没頭することの、
かけがえのないことよ!!

ある程度のエアポケットは必要。
次の没頭の準備期間として。

今日もここまでお読みくださり
ありがとうございました!!

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