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アンガーマネジメント診断を経た日常

白紙のままのアンガーログ

以前、アンガーマネジメント診断をやってくれたコーチに再度、お時間をいただいて話をさせてもらいました。これまでの学びか、アンガーログという怒りポイントを記録していく取り組みを続けている、いや続けなきゃいけないと思って毎日過ごしています。実態を言うと、アンガーログをつけるためのスプシを用意して、数週間やりましたが、そのまま白紙の状態です。皆さんはちゃんとやりましょう。
*これまでの流れは、下記の2つの記事をご参照ください

白紙のアンガーログでも分かり始めた自分の心

全くアンガーログに記録していない私ですが、それでも私の怒りポイントが自分の特徴がわかって来たんです。
私の怒りポイントは下記2点です。
・時間がない時
・些細なこと

・時間がない時

時間がない時に質問されたり、答えを迫られたり、単純に話しかけられたりしたら、私は怒っちゃいます。感覚的にはイライラします。これはイライラしているのではなく、怒っているんだと理解できるようになって来ました。今回のコーチとの対話で「沈黙を上手く使う」、「再度予定を設定する」、「今、時間がない、と言う」などの具体的な行動まで自分と約束できました。

・些細なこと

話が些細な内容だった場合にイライラします(再)。これはイライラしているのではなく、怒っているんです(再)。ここでの気づきは、些細なことにイライラしているんではなく、本当は、「自分に興味がないこと」にイライラしているってことなんですね。些細なことでも自分が興味あることだとイライラしないんですよ・・・。これもアンガーログをつけることを意識したことで、同じ些細なことによるA/B比較でわかりました。

アンガーマネジメント?カウンセリング?コーチング?

こんな感じで怒りについての話をして、その原因や背景、自分の思いを話しながら、
・アンガーマネジメント診断自体は終わってて、
・怒りのメカニズムや各種ツールの説明が終わった後
のセッションは「アンガーマネジメントのコンサルティングなのかな?」とコーチと話しながら思っていました。
興味本位で、「これってアンガーマネジメントなんですかね?」とコーチに聞いたら、「いいえ」とのこと・・・。
「えっ?」、「そ、そうなんですか・・・」。
では「何なのかな?」と思ったのですが、その後、このコーチをお話しする中で色々腹落ちしました。

まず、「何なのかな?」については、何でもいいんですよね・・・。
明確にアンガーマネジメント診断ではないし、アンガーマネジメントの範疇でもないとのこと、コーチングでもないし、カウンセリングでもない。
何か色々なものがミックスされてる感じ。該当のコーチは、コーチング資格は持っていません。関連する資格で言うと、キャリアコンサルタントとアンガーマネジメント診断の資格をお持ちです。

これが「対人支援者」の一つの形なのかもしれない

該当のコーチご本人は、「私は、キャリアコンサルタント資格を持っていて、アンガーマネジメントの勉強をした人間、です。」とした上で、
「"キャリアコンサルタント資格を持っていて、アンガーマネジメントの勉強をした人間"が藤田さんの価値観やコアビリーフ(「~べき」という表現に象徴されるその人の中にある価値観のこと)に耳を傾けている」、とのことでした。ただ、話をお聞きしながら、かなり勉強されているのかな?とも感じました。特に感じたのは、下記のような表現です。

・自分が感じているのように、藤田さんの思いを感じられるように聞いています
・どんなところが藤田さんの琴線に触れるでしょうか?
・表情に出ていますね
・藤田さんのお人柄ですね
・「ちょっと待ってださい」「ちょっといいですか」(中断しようとしています)
・私が感じるのはこんな感じです(直感的な投げかけ)
・⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎してはどうですか?
・⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎のような感じですか?
・それが大切なご自身からの信号かもしれませんね。

藤田作成

などなど・・・。

Smart相談室はどんどん規模が大きくなってきて、多くの方にご利用いただけるようになって、もっと社会に価値を還元していかなければならないフェーズに入って来ました。単純に決まったサービスを提供するのではない相談者さんに寄り添ったサービスを模索、創造していきたいと感じた時間でした。