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【子育てを頑張ってるあなたへ#1】たまには“自分”を思い出してね

ごきげんよう。霜村夕季です。

今回は、日々を子育てに忙殺されてるお父さん•お母さん•その他の保護者の方へのメッセージです。

または、いつかの自分への手紙です。

まだまだ子育て奮闘中の私ですが、同志からのエールとして読んでみてもらえると嬉しいな。

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子育てって、こんなに忙しいと思わんかった。
大変と思わんかった。
仕事しながらなんて、本当に余裕無い。

子どものいる生活ってとても楽しいし決して全てが苦痛なわけじゃないんだけど、それでもどこかで無理してる時がある。
いっぱいいっぱいになる時がある。

その状態が長く続いて、…私はいつの間にか、自分のことを忘れてる時がありました。
自分の好きだったもの•思ってることがわからなくなってる時がありました。
たぶん数年くらい、“お母さん”でしかなくなってました。

少し子どもが大きくなって、少しお世話が楽になり始めた頃。
ふと、自分が”自分”を忘れてる事に気づきました。
…私の場合は本当に何年かぶりにbirdの曲『空の瞳』をたまたま聴いたことがきっかけでした。
10代の頃、大好きだったんですよ。飛行機の中で初めて聴いて、誰の何て曲か当時めっちゃ調べたんですよ。

忘れてること自体に全く気づいてなくて。意識してなかったので、この感覚は衝撃でした。

それから事あるごとに、懐かしいもの•好きなものに触れてどんどん“自分”を思い出していきました。
おそらく、これまでも周りには溢れていたのに、気づく余裕すらなくなってたのですね。
そして、日常に追われるように自分が何を好きだったかさえどんどん忘れていって…。

…何か、もったいなくないですか?
好きなものって、これまでの人生で培ってきた私の素敵なものなはず。心の支えと癒しになるもののはず。
私は、少しでも忘れたくない。
そのうちのいくつかは『こんな素敵なものがあるんだよ、お母さんこれ好きなんだよ』って、機会があればいつか子どもにも伝えてみたい。

我を忘れて必死で生活していく中で、ふと我に返って“自分”を思い出す瞬間。
子育てから一歩置いて、少し冷静になって色んなことが客観的に見える瞬間。
自分の中に“宝物”を持ってることを思い出せる瞬間。
いっぱいいっぱいになって自分と、ひいては子どもを追いつめないためにも、その瞬間はとても大切だと思うんです。

時には、“自分”を思い出してね。
大切にしてあげてね。

子どもはとても大切。
そして、子どもを大切にしてあげられる“自分”も大切なのです。


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