好きな食べ物を我慢せずに、自然に痩ることが出来る食事法、それは〇〇!
こんにちは、清水陽介(@smzyuskmental)です。
先日、
「好きなものを食べながら自然に痩せたい!
なんかいい方法ないの?」
という相談をいただきました。
(なんてわがままなヤツだぜ。。。)
と、心の中で一瞬は思ったものの、
これは誰しもが思ってるもので、
僕も昔は思ってました。
あなたも、
「痩せなきゃー。でもラーメン食べたい。」
「唐揚げ美味そーー。でも太っちゃう。。。」
「ケーキいいなあ。ダイエット中だけど、食べちゃおうかな。。」
こういうの、あると思います。
で、「好きなものを食べながら痩せる方法なんてあるの?」という話なわけですが、実は、あるんです。
というのも、そもそも多くの人は、「なにを食べるか?」ばかり気にしていて、「どう食べるか?」をあまり気にしていなんですよね。
ところが、科学的な研究によれば、この「食べ方」って結構ダイエットにおいて重要な部分でして、多くの人はこの超重要な部分を見落としてるんですよね。
で、「じゃあどういう食べ方をしたらいいの?」って話ですが、ここで登場するのが、「マインドフル・イーティング」というテクニック。
余談ですが、僕はこれを始めてから、体重が64キロから61キロまで減って、今では腹筋も割れ始めてきたので、個人的に結構オススメできる優れものでございます。
というわけで今回は、好きなものを食べながら痩せることのできる食事法”マインドフルイーティング”について、簡単にまとめてみました。
理屈上、ラーメンでも唐揚げでも好きなものを我慢することなく痩せることができるの代物なので、ダイエットをする人にはぜひぜひぜひオススメしたい。
それでは、GO!
瞑想と食事のハイブリット
それが「マインドフル・イーティング」
そもそも「マインドフル・イーティングってなによ」って話だと思いますが、これは非常にシンプルで、
マインドフル=”今”と”目の前のこと”に集中する
イーティング=食べる
なので、
要は、「食べる時は、食べること”だけ”に集中する」という食事法です。
ちなみに、これを最初に知ったのはTEDのこの動画。
この簡単に動画を説明すると
「人の脳はお利口さんで、いくらダイエットしても基本的に元の体重に戻ろうとするの。
なんなら、ダイエットした人のほとんどは、長期的にはむしろ太ってしまう可能性の方が高いんです。
だから痩せようってのはそもそも無駄よ。
ダイエットで体調壊しちゃう人もいるからね。
じゃあ私たちには何ができるのか?
それは、"食べることに集中すること"よ。
目の前の食事にだけ意識を向けるようにすれば、自然と食べ過ぎは防げるわ。」
といった感じ。
つまりは、多くの人は
食事をしながらTwitterを見たり、
食事をしながらテレビを見たり、
要は「ながら食べ」をしがちなんですよね。
そして、ながら食べをすると
・自分がどれくらい食べたか覚えてない。
・満腹に気づく前に、目の前にあるだけ食べてしまう
・噛み切る前に飲み込んでしまう。
といったように、正しい食事からどんどんかけ離れていくわけです。
思い当たりまくりですねー。
要するに、
食事中に他のことを考える
↓
口への意識がおろそかになる
↓
噛む回数が少なくなる&満腹に気づかない
↓
消化不足&食べ過ぎの原因
という事になってしまっているので、じゃあ食事の時は食事だけに集中しようぜ!っていう思考で生まれたものがマインドフル・イーティングです。
で、僕はこの動画を見て「こりゃ良さそうだ!!」と思い、
実際に自分の体で実践してみたら「こりゃ良いわ!!」となった、という感じです。
マインドフル・イーティングをやってみよう!
で、具体的にマインドフル・イーティングってどうやるのかですが、
以下のポイントを守れば、マインドフルな食事になると思います。
・食べ物を目の前に用意し、適量を口に運ぶ
・食べ物を口に入れたら、箸を置き、目を閉じる。
・そして、味、舌触り、匂い、噛み応えなどの感覚に意識を集中させる。
・唾液が出てきたり、満腹感を感じたりすると思います。
・食べることから意識がそれたら、口の中に意識を戻す。
・「もういいかな」って満足したら、飲み込む
これだけです。
要は、食べること以外はするな!ってことです。
Don’t Think.Feel!
また、目をつぶって食べる感じになるので、側から見たら
「お前やばくね?ついに悟り開いたの?」
と思われること間違いなしなのですが、実はしっかりと研究もされています。
これは2016年に行われた研究なのですが、この研究によると、マインドフル・イーティングをする人は体脂肪が低かったということがはっきりと分かったそう。
というわけで、ダイエットに効果がありそうな食事法ですが、自分でやってみて実感したメリットが色々あったので、それも並べてみます。
①食事の満足度が上がり、自然と食べる量が減らせる
これは僕が一番実感したポイント。
思えば、僕が普段食事する時って、
大体動画を見たり、本を読んでたり、Twitterを見ながらだったり、
結構「ながら食べ」やっちゃってるな、ってことに気づいたんですよね。
なので、何かをしながら食べるってことをやめて
食べることだけに集中してみると
「あ、意外とこのくらいでお腹いっぱいになるんだな」
ってことに気づくわけです。
また、”何”を”どれくらい”食べてるかを意識しながら食べることになるので、
いつもより少ない量でも物凄く満足できるんですよね。
これガチです。
少ない量で満足できるので、勝手に食べる総量が減って、理屈上自然と痩せます。
②自然と噛む回数が増えて、健康に良い。
これも①と似たような感じですが、
口に食べ物を入れてから飲み込むまでを、しっかりと監視することになるので、「噛み終わってないのに飲み込む」ってことがなくなるんですよね。
というのも、ながら食べをしてる時は、口の中が処理しきれてないのにも関わらず、つい無意識に次の一口を口に運んじゃいがちになってしまうんです。これがカロリーを摂りすぎる原因だと。
ところが、マインドフル・イーティングをすると、「噛み終わってないのに飲み込む」ということが無くなるので、満腹中枢もしっかり刺激されるわ、健康にも良いわで、やらない理由なしなわけです。
③多分自制心が鍛えられる
これはマインドフルネス瞑想と同じ効果が期待できるって話です。
瞑想の科学的な効果についてはいつかnoteにしようと思っておりますが、ざっくり言えば、マインドフル瞑想をすると自制心が鍛えられます。
そして、マインドフルネス瞑想のキモは「意識を一点に集中させること」です。
つまり、「食事だけに集中する」という作業がマインドフル瞑想と近い状態になっているので、瞑想と同様の効果が期待できる可能性があるよね〜という話です。
④なんといっても、食べ物が美味い。
これも非常に良かったと実感しているポイント。
食べ物に意識をしっかりと向けることによって、普段よりも味をしっかり感じることができます。
というのも、ながら食べをしてると、最初の方は味が分かるのですが、途中からほとんど味を気にしなくなるんですよね。
そして、味を気にしなくなった途端、味が濃いものをいくら食べても満足できなくなるため、塩分や糖分を摂りすぎてしまうってことが起きるわけです。
そんなわけで、美食家になった気分で、味を噛み締めましょう。
すると、「え、米ってうめえ!」みたいな感情が芽生えてきます。
特に、美味しいお米なんかだと、「米で米食えるわ」っていう境地にたどり着けるかもしれません。
僕はたどり着きました。()
というわけで、僕の実践して効果のあったマインドフル・イーティングでした。
デメリットは食事の時間がかかることくらいだと思いますが、
瞑想の効果も期待できるし、ダイエット効果もあるので、
いちいちランニングしたりするよりかは楽なんじゃないかなーということで、非常にオススメです。
是非皆さんも、今日の食事だけでも良いので、マインドフル・イーティングを試してみてください。
すぐに効果を実感すると思います。
くれぐれも、noteを見ながら食事することのないように、お願いしますね。笑
それでは、また!
もしこのnoteを「読んでよかった!」と思ったら、イイねやRT(リツイート)して頂けると嬉しいです。コメント付きとかだと狂って喜びます。
追伸
現在、note更新中です。
80冊ほど心理学の記事を書いておりますので、よかったら他の記事もご覧ください。
なにかしらの役に立つnoteが必ず見つかると思います。
1記事あたり、ざっくりとリサーチに4時間、構成に30分、執筆に6時間。合計9時間ほど時間を掛けて執筆しております。 『ためになった!』という方は、サポートをいただけると、次のnoteを執筆するモチベーションになります。 気が向いた方だけで構いません。よろしくお願いします。