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2023年の本屋大賞ノミネート作品を全部読みたいと思った理由

1月20日に、2023年(第20回)の本屋大賞ノミネート作品が発表された。

書店にとっては「本のお祭り」のような側面もある本屋大賞。

僕は今年初めて、本屋大賞ノミネート作品に選ばれている10作品を大賞発表前に全部読みたいと思っている。

なぜ全部読みたいと思ったのか、それには以下の理由がある。

本屋大賞とは?

本屋大賞とは、「年々縮小していく出版業界を現場から盛り上げよう」という想いから発案され、2004年に始まった「書店員の投票だけで選ばれる賞」です。本と読者、その直接の繋がりの場である書店で働く書店員が「ぜひ読んでほしい!」「自分の店舗で売りたい!」と思う本に投票することで大賞が決まります。一次投票で一人3作品に投票し、集計の結果、上位10作品がノミネート本として発表され、大賞作品決定のための二次投票が行なわれます。

幻冬舎ルネッサンスより

2023年の本屋大賞ノミネート作品

2023年本屋大賞ノミネート10作 (作品名五十音順)

『川のほとりに立つ者は』
寺地はるな(著)
双葉社

『君のクイズ』
小川哲(著)
朝日新聞出版

『宙ごはん』
町田そのこ(著)
小学館

『月の立つ林で』
青山美智子(著)
ポプラ社

『汝、星のごとく』
凪良ゆう(著)
講談社

『方舟』
夕木春央(著)
講談社

『#真相をお話しします』
結城真一郎(著)
新潮社

『爆弾』
呉勝浩(著)
講談社

『光のとこにいてね』
一穂ミチ(著)
文藝春秋

『ラブカは静かに弓を持つ』
安壇美緒(著)
集英社

本屋大賞公式サイトより

2023年の本屋大賞ノミネート作品を全部読みたいと思った理由

①色んな作家さんの作品を読みたいから

今年は、これまで読んだことのない作家さんの作品を積極的に読みたいと思っている。

ただ、どの作家さんの作品を読むのかを決めるのはかなり悩む。

そこで、本屋大賞ノミネート作品を全部読むと決めた。
そう決めた理由は、選ぶのに悩む時間が減り、その分を読書の時間に充てられるのではないかと考えたからである。

単純に考えると、ノミネート作品は10作品なので、10人の作家さんの作品が読める。
今年のノミネート作品で、これまで読んだことのない作家さんは8人。

作家さんごとの色んな物語や表現の違いを楽しみたいし、これをきっかけに他の作品を読んでみたいと思うかもしれない。
そういったのも楽しみだ。


②どれも読んで良かったと思える素敵な作品だと思うから

本屋大賞ノミネート作品は、1年間で刊行された小説の中から、何百人もの書店員の方々の投票によって選ばれた作品。

つまり、多くの方々が勧めたくなる素敵な作品ということである。

過去の本屋大賞ノミネート作品はいくつか読んだことがあるが、どれも読んで良かったと思える素敵な作品だった。

特に、本屋大賞受賞作の印象はかなり強い。
その中の1つが辻村深月さんの『かがみの孤城』
僕が小説の素晴らしさを知ったきっかけとなった。

今年もきっと、ノミネート作品の中から僕にとって大切にしたい1冊に出会えることは間違いない。


③本屋大賞受賞作の予想をしてみたいから

ノミネート作品を読んでいるうちに、大賞はどの作品か予想してみたい気持ちがわいてきた。

来年以降は、本屋大賞ノミネート作品を全部読むかは分からない。
だからこそ今やってみたい気持ちが強くなったのもある。

お祭りに参加するような気分で楽しみたい。

本屋大賞受賞作の予想については、noteで記事を書いていく予定。

ただ、1位だけを予想するか、1位から10位まで全部の順位を予想するか、はまだ決めていない。

また、予想の他に僕が投票したい作品も挙げたいと考えている。
書店員になったつもりで投票したい作品を決めたい。

ちなみにここまで6作品を読んだが、どれも素敵な作品ばかりでかなり迷っている(笑)


④実際に書店で選び購入する楽しさを味わいたいから

今回決めていることの1つ。
それは、ノミネート作品は全て書店で直接購入すること。

読む本はあらかじめ決めずに、書店に行って「ピンときた本」を手に取りたいと考えている。

読むだけでなく、読む前の書店で吟味する楽しさも味わいたい。
(ただ、時間がかかっては①で書いたことに反するので、悩みすぎないようにしたい)

また、昨年行きつけの書店が閉店したこともあり、新刊本は直接書店で購入しようとの思いが強くなった。

もちろん僕一人でどうにかなることではないが、書店の売上に貢献できればと思っている。

…と言っているが、図書館で予約したときに回ってくるのが数年後になりそうだということはここだけの話にしたい(笑)


皆さんの予想も楽しみ!

皆さんの感想や大賞予想も気になっている。

感想を見て新たな発見があったり、僕と同じような好みや価値観であれば親近感がわくかもしれない。

それでは、素敵な読書ライフを楽しみましょう!

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