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僕の家にはフェミニズムが必要だった。

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僕の家で起こったこと。フェミニズムがもっと家に浸透していれば。な〜んて考えて書きました。
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僕の家にはフェミニズムが必要だった。 (3)

僕の家にはフェミニズムが必要だった。 (3)

この記事は、「僕の家にはフェミニズムが必要だった。(1)」そして「(2)」の続編となる。両記事を読んでいない方は、是非読んでからこの記事を読んで欲しい。

今抱えている心の闇を話そう。母が家を出てから、私と姉は父に育てられることになった。父は、高校の三年間、大学の4年間は経済的にサポートをしてくれた。

「親に感謝しなさい。」

高校の先生、大学の教授、周りの大人はみんな口を揃えて言う。

感謝は

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僕の家にはフェミニズムが必要だった。 (2)

僕の家にはフェミニズムが必要だった。 (2)

前記事「僕の家にはフェミニズムが必要だった。 (1)」の続編。前記事を読んでいない人は、是非こちらを読んでから、当記事を読んで欲しい。

中学生時代中学生時代も、このような生活は続いた記憶がある。なぜだか、中学生の時の週末の記憶は、殆ど無い。

僕が中学3年生になった。受験をするため、高校見学に行き始めた。11月頃に行った1校は、保護者の引率が必須。その見学にだけ、母に引率をお願いした。(その高校

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僕の家にはフェミニズムが必要だった。 (1)

僕の家にはフェミニズムが必要だった。 (1)

今回は三記事で完結だ。気分で次を投稿しようと思う。

僕は、1998年に生まれた。父、母、姉がいる。傍から見たら、少し狭い家に住む幸せな4人家族。僕と姉は、すくすくと育った。

家族旅行にも行った。親戚が大勢来て、毎年海にも行っていた。家族旅行の写真だってある。みんな笑顔で写っている。

僕は、22歳になった現在、心に深い闇を抱えることになった。家では何があったのか。夜中の三時。振り返ってみる。こ

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