SmartNews広告運用チームの門脇 光熙かどわき こうきです。

最近社内の案件では50代以上向けの商材で大きく成果を伸ばしています。そこで今回のnoteでは、

• SmartNewsのユーザー特性

• 50代向け（高年齢層向け）配信の成果UP事例と攻略法

についてご紹介します。

SmartNewsのユーザー特性

購入意欲が高く年収レンジも高い50代以上

SmartNewsのユーザー特性として、アクティブユーザーの年齢層や収入レンジがあげられます。

年代別のアクティブユーザーは【50代以上が全体の半数以上、20代以下が10％以下】。高年齢層に偏っていることがわかります。

また、「高年齢層に偏っている＝働く世代が多い」という点から、【ユーザーの年収レンジは500万円以上が約半数】を占めるなど、日本の平均年収（およそ430万円）を超えるユーザーが多くいることもわかります。

50代以上というと、世代的にはバブル世代や団塊世代が該当します。安定志向や車離れが叫ばれる現代の若年層と比較すると【購買意欲が高い】といえます。また、年収レンジの高いユーザーが多いため【高単価商材との相性が良い】傾向があります。

実際、社内で成果を上げているアカウントは、高年齢向けの商材や高単価商材が上位を占めています！

以上より、SmartNewsでは【購入意欲が高く年収レンジも高い50代以上への配信を攻略】することが重要です。

また、いくつかの主要なSNS媒体のアクティブユーザー数を比較しました。ほとんどの媒体では年齢が高くなるごとにユーザー数は減っていきますが、SmartNewsでは増えていきます。そしてなんと、50代以上のユーザー数はLINEを超えるほど。

それでは、実際に50代以上へのアプローチで成果を上げている事例をご紹介します！

社内事例① 同一商材の高年齢層向けモデルで成果UP

同一商材（女性用下着）で、若年層（25～39歳）向けモデルと高齢層（40歳～）向けモデルの広告を同時期に配信。高年齢向けモデルで獲得率が1.6倍高い結果に。

社内事例② 高年齢層向け商材で、ほかディスプレイ広告対比で低CPA

ある高年齢層向け商材の広告を同時期に複数媒体で配信。SmartNewsで最も良い成果をあげています。

高年層向け商材の場合、高齢層のユーザーが多いSmartNewsでは多くのリーチが可能。クリック単価は最も高かった媒体の4分の1、CPAも最も安価に着地。

社内事例③ 高年齢向け×高単価商材で、検索広告対比で低CPA

【高年齢層向け×高単価商材】を検索広告とSmartNewsで配信。検索広告と同等もしくは安価なCPAに。

社内事例④ 有名人を起用したクリエイティブで、CTRとCVRが上昇

商材の情報のみを反映したバナーよりも、有名人を起用したバナーを用いた広告配信で大きな成果をあげています。

高年齢層のユーザーが多いSmartNewsには、テレビ視聴者が多いです。よって、テレビCMを配信している【認知度の高い商材】や、テレビCMで見かけるような【有名人を起用したクリエイティブ】の広告配信は成果につながりやすいようです。

また、【テレビCMとの同時展開】も効果的です。SmartNews社提供のデータでは、他媒体と比較してもSmartNewsが最も態度変容に効果的だそうです。

高年齢層向けの配信における攻略法

高年齢層のユーザーが多いので、年齢層を絞らないデモグラ配信をすると、50代以上への配信量が増える傾向があります。

50代以上への配信が多い場合、【クリエイティブを高年齢層向けに作成】しましょう。

特にSmartNewsと相性の良いセリフ調と組み合わせ、

のような見出しを配信することで共感を生み出し、獲得につなげることができそうです。

全世代にまんべんなく配信をしたい場合には、【若年層（40代以下）/ 高年層（50代以上）でキャンペーンを分け、それぞれにあったクリエイティブを適用】して効率的に配信しましょう。

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【執筆：門脇 光熙】