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食糧難がくる。

ヨーロッパ最大の農業国とも言われるウクライナ、東側だけでなく全土にミサイルが打ち込まれた状況で、ヨーロッパで農作物が間もなく高騰。

ウクライナは小国ではなく、
「欧州の穀倉地帯」といわれ 就労人口の5分の1が農業に従事、総輸出の3分の1は農産物、 輸出先は190カ国に及び、ひまわり油は世界一、とうもろこしと大麦は世界第3位、小麦は世界第6位のシェアを誇る。

これを読むだけでも「日本も同じ状況になる」ことは想像がつく。知人の農に関わるかたがたも同じことを言っているかたもいて、わたしも納得だ。
(わたしは自然農だし菜園は狭いし機械がないのでほぼ関係ないが。)

原油高騰で農耕機械も気軽に使えない。

小麦を使った食品は多種多様なので、加工品は軒並み値上げ。(すでに始まってる)

(大規模慣行農家さんがつかう)肥料や農薬も高騰しているという。

これでは農家が廃業に追い込まれる。

現実はおいといて、以降、ちょっと視点を変えて・・『いずれこうなることは分かっていた』といえはなし。

今回のウクライナのように「戦争が始まる」ことは、自給自足シフト、食糧難やインフレへの備えの理由のひとつでしかない。(加速要因ではあるが。)

以前から繰り返し発信しているように、
私は2009年あたりから、
これからの時代のシフトについて様々な口伝等から「時代のシフトに備えよ」と警笛を鳴らしている先住民のかたがたの、来日講演などのお手伝いをしていた。

そのなかで個人的にすごく印象強く、
そんじょそこらのサラリーマンでしかなかったわたしが、ちゃんと農に関わり始めようと動き出したきっかけは、

ある種族の長老さんが来日講演をキャンセルするとのご判断をされたこと、だった。

「これからの変化に備え、親戚含む一族の分まで畑の準備をしなければならなくなり、日本に行っている場合ではなくなった」

というのがキャンセル理由だと知ったから。

失礼ながら、金銭的な面では、来日講演に来ていただいた方が多額のお金を持ち帰って頂けたであろうと推察する。

それをキャンセルしてまで、一族の食糧確保のための開墾に時間を使いたい、というご判断をされたわけだ。

それは今回のような人間界の精神性の変化による、今回のような戦争開始(もはや紛争ではない)、コロナ騒動もそうだろうし、グローバリズム、行き場を失った資本主義経済などはもちろん、
自然界、地球のサイクルの変化、太陽活動の変化など、
さまざまな原因を包括して出された結論としての口伝、口承、預言(予言ではなく預言)が、
彼ら先住民に、生き方のシフトをさせている。

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個人的に思うのは、
備蓄だけではダメ。食べ尽くせば終わるから。
備蓄のみで乗り越える考え方は、底を突くまでにまた元の生活に戻る希望的観測が前提だからだ。戻らなければそこまで。

ゆえに、備蓄でしのぐそのさきに、
「持続可能な備え方」を用意しておかないとまずい。

そこはわたしは、「自分で食べ物を育てる」しかないとおもう。先住民の方々がそうしているように。

畑を借りれるなら借りればいいし、まずはベランダプランターからでも。

土地は・・あれば最高だが、最悪の場合、戦後のように、そこいらの余った土地を勝手に使えばいい。そこに「ある」のだから。

最も重要なのは、
種と、食べ物を育てる知識と経験だ。

農を持続可能にするためのポイント
(わたしの10年程度の家庭菜園レベルの知見でしかないが。)

・野菜が育つサイクルを知る
種、苗、蒔きどき、収穫、堆肥にする

・土の再活性化方法
※これは思想にもよるのでやりかた様々

・種を持っていること
いまなら100均でも種は買えるが、その種は2年目も実を結ぶ品種だろうか?生産性を高めるために遺伝子操作されたものは、一代で終わりの種もある。

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・自家採種
食べ尽くしたら終わり。種を他から永続的に入手できるならいいが。。

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・水源確保
水道から水が出るのが当たり前、と思っていると危ないかも。水源近くの畑がいい。

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ここまで見ただけでも、「農」についての備えは、知識や習慣化させるだけでも最低2年必要なことはわかるだろう。
だからこそ、すぐにでも始めないとあかん。

だらだらと10年ほど小さな小さな家庭菜園をしているが、それでもまだ知識は乏しい。
そして、100%自給には程遠い。
しかし、「備蓄の食べ物が底をつく」不安はかなり緩和されている。

そうできる余裕があるひとには、今後必須になるスキルだ。
余裕もあるのにやらなければ、生活にそんな時間的余裕もない人々にまわすはずの食糧を自分も消費することになり、飢餓を増やす。

まずプランターからでも。
もうすぐ春です。

★ただし、気象変化や火山噴火して太陽が遮られることになればどうにもならない。
ソーラー発電や菜園も全て捨て、移住するしかない。それほど人類にとって太陽は大事だ。

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問題の一部であり続けるのではなく、解決の一部でありたいと思っています。