なぜ幻の名店が浅草に出店するのか探る旅~プロローグ~
パリのひとつ星レストランを経営する友人から連絡がー。
「福岡で好きだった四川料理のお店が閉店してしまって、残念と思ってたら、浅草でお店オープンするんだって」
※2023年11月末予定
「熊の手とか出すんだよ」
学生時代からおいしいもの好きで仲良くなった友人。
今は美食世界一の都市、パリでオーナーシェフである夫とレストランを経営しているのです。
その彼女が言うのだからと、一気に興味が沸きました。
熊の手…浅草でくまのてと言えば、酉の市の熊手ですが…
その四川料理のお店のことを調べると、以前のお店のホームページや取材を受けた記事などが出てきました。
お店は福岡にあり、各界著名人や料理人が全国からやってくる名店だったと。でも2022年に閉店してしまって、幻の名店となっていると。
そして記事を読めば読むほど惹かれる…
これは私自身の業からきているとは思います。
しかし言葉が刺さる、刺さる。
荻野シェフのように、自分の考えや意識を持って行動する、そうやって生きたいと思いました。
それが人にどう思われようが、常識から逸脱していようが、
自分はこう思うから、これをしたくてやる、ここに到達するためにやっている。
そう思える行動を増やしていきたい。
いや、生きることすべてに、自分の哲学や美学、イムズを反映していかねば。
おいしいだけが正義ではないと、はじめて少し腑に落ちた感じがします。
早く荻野シェフのお店に足を運んで、その体験から刺激を得たいです。
そして、もうひとつ大きな関心は、
なぜシェフが今回、浅草で出店しようと思ったかということです。
ぜひいつかお聞きできる機会を目指して、私も生きていきます。
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