大事なことは、自分で伝える

瀬戸内市では、毎年「せとうち防災リーダー養成講座」を開講しています。
今年度は12月11日(日)に開講し、10時から16時半まで、みっちりと一日かけて実施しました。
ここ数年は座学のみの半日開催となっていましたが、今年度は午前中に座学、午後からはまち歩きと災害図上訓練DIGを合わせた演習を取り入れました。


今年度、養成講座を組み立てる上でこだわったことの一つは、「防災リーダー像を、市の職員から伝える」という点です。

例年、大学の先生をお招きして防災リーダーとしての心構えをお話してもらっていました。
しかし、今後、平常時・災害時において防災リーダーと行政がしっかりと連携していかなければならないことを考えると、「行政がどんなことを考えているのか」「どんな人に防災リーダーになって欲しいのか」「防災リーダーにどのように活躍してほしいのか」など、本当に大事なことは、行政自身の口から説明すべきだと考えました。

当然、行政から説明すると、場合によっては誤解を生んだり、反感を買ったりするリスクもあります。
外部講師を呼ぶ方が、行政の立場から言いづらい話もしてくれるかもしれません。

だけど、リスクを取ってでも行政の立場から真摯に説明し、たとえ衝突しても、それが関係を深めることに繋がると信じて向き合うことが必要だと感じています。

積極的にコミュニケーションを図り、連携体制を強めていきたいからこそ、行政側から心を開いていくことが大切だと思います。

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