Ciko SHIGETA - Cantiamo Company/音楽
ドヴォルジャークの歌曲レパートリーが10曲を越えたらチェコ語を習おうと漠然と考えていたのに、とっくに超え・・・二の足を踏み、2年以上の時が流れた。 卯年🐰だし、あやかってジャンプしてみようっ!と、ついに重い腰を上げてお正月からチェコ語にチャレンジ。 初回レッスンで「何か知っているチェコ語はあるかしら?」と聞かれ、短い歌曲の歌詞を思い出して言ってみた。 「Super!*@:$%&;/$%&'`*~」と熱量高いコメントをいただいているようだけど、全く理解できない、それどころか単
「きみはしっかりしているからひとりで大丈夫。 だけど、彼女には傍に寄り添う人が必要なんだ」とか 「尊敬と愛情と恋心だけでは越えられない… 大好きなはずの、そのタフさこそが、僕をどんどんみじめにしていく」とか 「あなたはすでに才能を開花させる方法を持っている。 このまま自分で道を切り開けるはずなので、向いていない彼女のほうを推すことにしました・・・・」とか。 数年ごとに襲われる発作のように、20代にショックを受けた言葉が大波のように押し寄せてきた。 心のどこか、記憶の片隅
誰かに師事してできるようになるのではない どこかに行くから夢が叶うのではない レッスンに行くから急に上達するのでは、もちろんない 不特定多数の前で歌をうたう、そこに向かうには一番初めに「ハートのスイッチを入れること」と教えてくれたお師匠さま。 お空の上から見ててください
期待と不安をキラッキラとした瞳に宿し、ピカピカのスーツで歩く人たちとすれ違う。 その頭上にはスカッときれいな青空に競走のあとみたいな雲たち。 今日というこの日を、うんと先になってから笑顔で振り返れますように!と知らない若者の背中にエールを送る。
元気に生きていれば「今がサイコー」と思える瞬間は訪れる、きっと。
10代には胸がキュンとし 20代には甘くほろ苦かった 30代には遠い空の元望郷の念にかられ 40代には惜別の涙ににじんだ 桜 今年もこうして見られたことに胸が熱くなる
前回の緊急事態宣言の解除になるころに想像できていた正月明けには再拡大、そして社会活動が制限されるだろうということ。 虚しくも予想通りの現在、まん延防止真っただ中。 も―、ホントにいい加減にして!という言葉をどれほどの回数言ったことか、それでも何も変わらない・・・ ひょっとして、これって私のマインドの置き所の所為? 人の前で、誰かと共に演奏し歌うという活動が基本だった中で、距離を取っての演奏や、マスクをしながら、時にはリモートや音源だけで共演なんてこともやってみた。 新しいこ
Speed up, Change, Shrink or Stop いくら頑張っているつもりでも、思い描く目標に近づけないなら、このどれかに舵取りし直すことも必要。 時間は万人が等しく有するもの。 心のありようは自ら整えることができる。
再び犬と暮らし始めて3ヶ月。 先代犬は子犬の頃から「あーい」とか「ふふふ」「ぐぐーっく」といくつかのパターンの音声を日常的に発してコミュニケーションをとっていたので、犬は(言葉は持たないけれど)喋るものだと思っていた。 いっぽう、我が家の新メンバーであるノンちゃんは音声でコミュニケーションは苦手。 人に何かを伝えるときは吠える・唸る・嚙む・飛びつく(タックル!)・引っ搔く。これらがシングルのときもあれば、タックルしながら両手(前足)で引っ搔きながら噛みつくという恐ろしい合わ
27年、早いものです。 買ったばかりの自転車での出勤に気合が入っていたあの時も、センター試験後の朝でした。 登校して自己採点する3年生の生徒がいたので、吹奏楽の朝練の部員たちにいつもより早めの片づけを促すために5時過ぎに起きて、お弁当の卵焼きを焼いている最中だった私。 大型トレーラーが何十台も走って来たかのような地鳴りがしたと思うと数秒後、突然マンションにそれらすべてが突っ込んだと思ったほどの衝撃、そして上下感覚がおかしくなるほどのグニャグニャの揺れ。 食器棚が開き、お皿
冷たい空気がはりつめる朝、しっかりと着こんで空を眺める。 夜明け前の一番暗い中、シュッと細い線やスーンッと長い線を描いて星たちの見せてくれる流星ショー。 星はいつもそこにあると思っていたの…でも、星はそれぞれの役目を終えると空のスペースを次に譲るように流れていくのね。
イタリア シチリア島生まれの作曲家 Vincenzo BELLINI(ヴィンチェンツォ ベッリーニ)。彼が生まれた1801年当時は「シチリア王国」、島の東の大都市カターニアで続く音楽家の長男として誕生し、6歳の時に最初の声楽宗教曲を完成させたというのだからモーツァルトもビックリの神童っぷりです。 ベッリーニは「夢遊病の女」「カプレーティとモンテッキ」(ロミオとジュリエットの物語)「清教徒」などのオペラを書き、現在のイタリア全域のみならずパリでも活躍し、33歳という若さで早逝
《昼下がりのトークコンサート》というシリーズを開始して25年。この数年でシリーズの冠は外したが、私が自分で企画・演奏する際のコンセプトは一貫している。 「取り上げる曲に親しみや興味を持ってもらうか」 クラシックの作品ならではの持ち味は、時代が変わっても、場所が変わってもヒトというのは同じようなことに迷い、悩み、嘆き、喜び、高揚し、前を向くという足跡を辿れること、そしてそこに心を寄せられることではないかと私は思う。 歌詞がダイレクトにわかる日本語の曲や、テレビ番組やCM、ま