猫とゆく夕焼け小焼け散歩道
夕暮れの奏でる紺のメロディの生きることは悲しみ
同じ短詩形でも、俳句は人気があり、短歌はそれに比べると人気のないジャンルかもしれません。
俳句と短歌の大きな違いは、五七五と、五七五七七の違いであることは明らかですが、それはたぶん、簡潔な17音で省略された乾いた抒情を構成する俳句と違い、短歌は31音、俳句より余分?な14音に、その分量のウェットな「情」が加わってくるという違いと言えるのではないかという気がします。
勿論そうでない短歌もたくさんありますが、そのウェットな部分