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群青の思惟

生きるとは群青の思惟 はつ夏の海からの風身に受けて立つ

ご無沙汰いたしました。慌ただしさの中でしばらくnoteをおやすみ、というより、「えーい、やぁ」と放棄してしまいました。コメントやスキをいただいた方には大変申し訳のない次第だと心苦しく思っています。
やっと通常に近い生活に戻れそうな気がしますが、ついてしまった怠け癖はなかなか消えないかもしれません。

新年度の混乱、文化祭体育祭もありましたが、大きかったのはインターハイの試合でした。県予選が終わり、善戦はしたのですが、その上の大会には一歩及びませんでした。ただ結果よりも、彼ら彼女らが試合が精一杯いいテニスであって感動をもらいました。
引退の会が後日に行われましたが、20人の部員の一人ひとりの話が率直に自分の苦しみや弱さを語りました。心、体の病気のこと、ペアとの諍いのこと、上手くならない悩み、それでも部活をやってきてよかった、困難に直面する中で、でも支えてくれた人たちへの感謝に気づけた、この仲間でよかった・・と。

歳をとると涙腺が緩み、何度も部員に見られないように涙を拭ったりしました。62歳のジジイではありますが、常に17、8歳の若者と共にいられる、これは特権なのかもしれません。

初夏の海風を身に浴びているように「青い」透明な清々しさが胸の中を通り過ぎていくようでした。

今一度、

生きるとは群青の思惟 はつ夏の海からの風身に受けて立つ

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