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ものづくり夫婦世界一周紀

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2018年8月19日から12月9日までの114日間。 5大陸11カ国を巡る夫婦世界一周旅行。 その日、何を思っていたかを一年後に毎日連載したエッセイです。
外に出ることが出来ない今、旅をできること自体に価値が生まれつつあります。僕たちが見てまわった世界は… もっと詳しく
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#ポルトガル

負の連鎖 <夫婦世界一周紀68日目>

マイナスな気持ちは不幸を呼び寄せるものだ。深夜バスは散々だった。 深夜バスに乗っている時…

草作
4年前
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さびついた心の行方 <夫婦世界一周紀67日目>

ヨーロッパは本当の意味でくつろげる場所だった。予測できない危険に晒されることなく、心を落…

草作
4年前
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豚肉のかたまり <夫婦世界一周紀66日目>

ポルトガルとスペインの大きな違いは二つある。一つ目は、ポルトガルには僕たちが大好きな白カ…

草作
4年前
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紙作りの折り返し地点 <夫婦世界一周紀65日目>

ポルトガルの紙のテーマは秋を散りばめたタイル。 日本を感じる葉っぱたち。銀杏やプロペラの…

草作
4年前
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石造りの家たち <夫婦世界一周紀64日目>

アジアは木造が多くヨーロッパは石造りが多いというイメージがあったけれど、実際に世界を回っ…

草作
4年前
6

カステイラの味 <夫婦世界一周紀63日目>

Mという名の親友は、もうかれこれ25年近い付き合いになる。フウロと一緒に住み始めてからあい…

草作
4年前
6

さびしい街リスボン<夫婦世界一周紀62日目>

これがポルトガルの首都なんだ。 全てのものがセピア調に見えて、空っ風が路面の紙ゴミを散らしている。ポルトでは見かけなかったホームレスが足を引きづりながら歩いていて、中東系の顔立ちの若者がたむろしていた。ポルトにあった暖かい赤色の街並み。のんびりした気候はどこへやら。随分さびしいじゃないか、リスボン。 airbnb四件目の宿は、寝室は個室だったけどキッチンとトイレは共同だった。プライベート空間が少なめ。特急に乗った疲れもあって体が溶けそうだ。フウロは窓の外を見ていた。そ

「日本語は世界一美しい」セザールは言った。 <夫婦世界一周紀62日目>

忍者か、アニメか、それとも芸術か。 世界一周旅行をして知りたかったのは、海外から見る日本…

草作
4年前
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クジャクとぼく <夫婦世界一周紀61日目>

僕には鳥と距離を縮められる特殊能力がある。じーっと目を見ていると心を許してくれるのだ。ペ…

草作
4年前
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ポルトにも日本の秋がある<夫婦世界一周紀59日目>

日本はもうすっかり秋の色が濃くなったそうだ。実家の両親が留守中の家の庭を点検に行くと台風…

草作
4年前
9

フランセシーニャではじめよう <夫婦世界一周紀58日目>

びくびくしながらライアンエアに乗ったのは夜8時を過ぎた頃だった。 格安航空の中でもとびき…

草作
4年前
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