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ものづくり夫婦世界一周紀

114
2018年8月19日から12月9日までの114日間。 5大陸11カ国を巡る夫婦世界一周旅行。 その日、何を思っていたかを一年後に毎日連載したエッセイです。
外に出ることが出来ない今、旅をできること自体に価値が生まれつつあります。僕たちが見てまわった世界は… もっと詳しく
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#モロッコ

テキサス<夫婦世界一周紀81日目>

テキサス州に住んでいるという髭面のおじさんは、ポートワインを飲むと顔を赤らめて陽気になっ…

草作
4年前
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モロッコのハラールサラミ<夫婦世界一周紀80日目>

マラケシュに到着したら、ほとんどモロッコは終わりという気持ちだった。メルズーガ・サハラの…

草作
4年前
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モロッコにいても<夫婦世界一周紀79日目>

大学時代、年に数回卒業生がやってきて仕事や人生の話をしてくれる特別講義があった。大学にい…

草作
4年前
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僕たちの宝物を探しに<夫婦世界一周紀78日目>

きっかけは3日前。ツアーガイドのオットマンが「お前たちに化石を見せてやる」と言ってきたと…

草作
4年前
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猫とじゅうたん <夫婦世界一周紀77日目>

散歩するつもりが、遠くの空に靄がかかっている。昨日までの青空が嘘のように、茶色い空に変わ…

草作
4年前
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モロッコで紙づくり<夫婦世界一周紀76日目>

モロッコの景色は全部赤ちゃけていて味気ないが、他はとってもカラフルだ。タイルも絨毯も色と…

草作
4年前
7

アフリカおじさん<夫婦世界一周紀75日目>

サハラ砂漠のキャンプまでの道のりは「ラクダに乗って」だった。 足がズボリと沈み込む砂漠では、徒歩は通常の何倍も負荷がかかるし、なにより砂漠の起伏は侮れない。常にもこもこと上がったり下がったりしていて、ラクダに乗っていても勾配が気になるほどだ。 先導のおじさんは陽気な男だった。マリオのような髭を蓄えて、5分おきに後ろを振り返り、 「ニホンジン、アフリカッ!」 と叫ぶ。そう言えば日本人が喜ぶと学んだのだろう。けれども、その場にいた日本人。僕とフウロ、そして女子大生の二人は

サハラ砂漠の魅力は10%くらいしか伝えられない。 <夫婦世界一周紀74日目>

サハラ砂漠は別格だ。 世界を旅してきて思ったが、「なんだ、案外動画の方が素敵じゃないか」…

草作
4年前
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サハラ砂漠への道のり<夫婦世界一周紀73日目>

メルキド…ドムドーラ…メラゾーマも近い響き。メルズーガという名前を聞いた時にドラゴンクエ…

草作
4年前
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脳みそは美味 <夫婦世界一周紀72日目>

日本では食べログで店を決めるが、海外で優勢なのはやっぱりグーグルマップだ。どの国でも一応…

草作
4年前
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コップ一杯分の怒り<夫婦世界一周紀71日目>

マラケシュ随一の観光地。コブラも革製品もタジン鍋も手に入るフナ広場に着いた時には、フウロ…

草作
4年前
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ジャッキーチェンも李小龍も日本人でしょ?<夫婦世界一周紀70日目>

今までになかった価値観に触れるには、空白地帯に足を踏み入れるしかない。そのことを如実に思…

草作
4年前
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「職業に就いていない筈がないだろ」 <夫婦世界一周紀69日目>

「お前たちはこっちに来い」と連れて行かれたのは警察の待つ透明な箱の中だった。 どうしてこ…

草作
4年前
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