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氷の節供とお茶

東京茶丗SOUです。
皆さまに東京茶の美味しい淹れ方をはじめ、
お茶にまつわる四季折々のお楽しみ情報等を配信しております。
お付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。

Vol.25/ 令和三年六月

雨の香りが漂う今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

湿度を感じるこの時期は、お茶を飲んで体調を整えたいもの。
今回は旧暦の6月1日「氷の節供」に関連して、氷とお茶についてお話しします。

さて、私たちが夏の風物詩として氷を食しだしたのはいつ頃からでしょう。

枕草子に「削り氷に甘葛入れて新しき金鋺に入れたる」 と 清少納言が残していますね。
(現代語訳:削った氷に甘味料をかけ金属製のお椀に入れたものはとても上品なスイーツねぇ)
平安時代、氷は貴族階級の人にしか口にできない貴重な逸品だったことが分かります。

保冷が難しかった昔、氷は非常に贅沢なものとされていました。

そして江戸時代には、大名が幕府へ氷を運ぶ「氷献上」が年中行事に。
しかし、江戸城へ届いた頃には氷が溶けて食せるものではなかったことから
幕府に対しての忠誠心を図る為の行事だった、とも言われています。

氷にまつわる話は諸説ありますが、
近年、氷の節供では氷を口に含み暑気払いを目的としていますね。
氷をいただくことで夏バテせず、無病息災でいられると各々が信じて。

ところで氷といえば、
皆さんは「茶氷」を食べたことはありますでしょうか?

数年前から有名茶処を中心に、お茶を使ったかき氷が注目を浴びています。
そこから全国の茶産地へ広まり、茶氷プロジェクトで
お茶をもっと広めようという機運が盛り上がっています。

近頃は、人気のほうじ茶で作った氷を削った茶氷もよく見かけますね。
さらに亜酸化窒素でムース状にするエスプーマの技術で作られた
「茶パフェ」も新感覚の味わいです。

定番の味が愛され続けていると同時に、
モダンな和洋折衷の組み合わせが生まれるのも、
世界で「CHA」が注目されている嬉しい証しですね。

お茶を飲むだけでなく食べて取り込んで、
体の中からすっきりシャキっと夏に備えましょう。


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